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「砂津」の版間の差分

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'''砂津'''(すなつ)は、[[福岡県]][[北九州市]][[小倉北区]]にある[[町丁|町名]]。[[郵便番号]]は802-0014。
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== 地理 ==
== 地理 ==
[[小倉駅 (福岡県)|小倉駅]]近く、駅の東を南北に流れる砂津川を挟んで対岸に位置する。地区中央部を南北に[[国道3号]]が通り、砂津交差点で[[勝山通り (北九州市)|勝山通り]]と合流、東西方向([[門司区]]方面)に折れ曲がる。地区南端を[[小文字通り]]が東西に通っている。また、砂津川の河口である浅野の[[北九州港#小倉地区|小倉港(浅野フェリー埠頭)]]はかつては別名「砂津港」とも呼ばれており、現在も[[関西汽船]]のフェリーが毎晩[[松山港]]に向けて出発している。かつてこの地にあった砂津車庫はその後の[[再開発]]によって[[複合商業施設]][[チャチャタウン小倉]]に生まれ変わり、平日休日問わず常に賑わっている。チャチャタウン向かいには、[[西鉄バス]]([[西鉄バス北九州]]・[[西鉄高速バス]])の[[砂津バスセンター]]があり、北九州地区を走る多くのバスの運行拠点となっている。
[[小倉駅 (福岡県)|小倉駅]]近く、駅の東を南北に流れる砂津川を挟んで対岸に位置する。中央部を南北に[[国道3号]]が通り、砂津交差点で[[勝山通り (北九州市)|勝山通り]]と合流、東西方向([[門司区]]方面)に折れ曲がる。地区南端を[[小文字通り]]が東西に通っている。また、砂津川の河口である浅野の[[北九州港#小倉地区|小倉港(浅野フェリー埠頭)]]はかつては別名「砂津港」とも呼ばれており、現在も[[関西汽船]]のフェリーが毎晩[[松山港]]に向けて出発している。かつてこの地にあった砂津車庫はその後の[[再開発]]によって[[複合商業施設]][[チャチャタウン小倉]]に生まれ変わり、平日休日問わず常に賑わっている。チャチャタウン向かいには、[[西鉄バス]]([[西鉄バス北九州]]・[[西鉄高速バス]])の[[砂津バスセンター]]があり、北九州地区を走る多くのバスの運行拠点となっている。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
かつての「[[小倉市]][[大字]]砂津」は現在の砂津・長浜町・[[浅野 (北九州市)|浅野]]などを含む一帯を指しており、長浜町には漫画家[[松本零士]]がかつて住んでいたこともあって、松本の代表作「[[銀河鉄道999]]」の発祥地とも言われている。また、かつて[[路面電車]][[西鉄北九州線]]の砂津電停や砂津車庫があった。門司方面が廃止された[[1985年]]から、北九州線の大部分が廃止された[[1992年]]までは、ここが北九州線の終点であったこともあり、小倉における交通の要衝の役割も果たしていた。
かつての「[[小倉市]][[大字]]砂津」は現在の砂津・[[長浜町 (北九州市)|長浜町]]・[[浅野 (北九州市)|浅野]]などを含む一帯を指しており、長浜町には漫画家[[松本零士]]がかつて住んでいたこともあって、松本の代表作「[[銀河鉄道999]]」の発祥地とも言われている。また、かつて[[路面電車]][[西鉄北九州線]]の砂津電停や砂津車庫があった。門司方面が廃止された[[1985年]]から、北九州線の大部分が廃止された[[1992年]]までは、ここが北九州線の終点であったこともあり、小倉における交通の要衝の役割も果たしていた。
また、[[朝日新聞西部本社]]が[[リバーウォーク北九州]]内に移転するまで砂津にあった。
また、[[朝日新聞西部本社]]が[[リバーウォーク北九州]]内に移転するまで砂津にあった。



2011年8月7日 (日) 05:18時点における版

砂津(すなつ)は、福岡県北九州市小倉北区町名郵便番号は802-0014。

地理

小倉駅近く、駅の東を南北に流れる砂津川を挟んで対岸に位置する。中央部を南北に国道3号が通り、砂津交差点で勝山通りと合流、東西方向(門司区方面)に折れ曲がる。地区南端を小文字通りが東西に通っている。また、砂津川の河口である浅野の小倉港(浅野フェリー埠頭)はかつては別名「砂津港」とも呼ばれており、現在も関西汽船のフェリーが毎晩松山港に向けて出発している。かつてこの地にあった砂津車庫はその後の再開発によって複合商業施設チャチャタウン小倉に生まれ変わり、平日休日問わず常に賑わっている。チャチャタウン向かいには、西鉄バス西鉄バス北九州西鉄高速バス)の砂津バスセンターがあり、北九州地区を走る多くのバスの運行拠点となっている。

歴史

かつての「小倉市大字砂津」は現在の砂津・長浜町浅野などを含む一帯を指しており、長浜町には漫画家松本零士がかつて住んでいたこともあって、松本の代表作「銀河鉄道999」の発祥地とも言われている。また、かつて路面電車西鉄北九州線の砂津電停や砂津車庫があった。門司方面が廃止された1985年から、北九州線の大部分が廃止された1992年までは、ここが北九州線の終点であったこともあり、小倉における交通の要衝の役割も果たしていた。 また、朝日新聞西部本社リバーウォーク北九州内に移転するまで砂津にあった。

交通

施設