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かつては、新潟県を米山で分割して、米山よりも東側を「下越後」、西側を「上越後」と呼んだ時期もあった<ref>{{PDFlink|[http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/oshirase/kanpou_oshirase/kanpo29.pdf 新潟県立図書館報 2003年8月20日号]}}</ref>。 |
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[[江戸時代]]に[[北陸道]]が再整備された時には、米山麓の[[米山峠 (新潟県)|米山峠]]には[[鉢崎関]]が設置され、[[出雲崎町|出雲崎]]や[[佐渡島]]に向かう旅客を取り締まっていた<ref>[http://lib.city.kashiwazaki.niigata.jp/siraberu/touge/yoneyama2.htm 柏崎市立図書館 米山峠(2)]</ref>。 |
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2020年8月10日、上越市の小学6年生の男児が登山中に疲れて登山道で座っていたところ、斜面を滑り落ちて行方不明になる事故が発生した。翌日の午前6時37分、男児の母親が「声がした」と大声を上げたため、捜索していた家族や警察らが母親に近寄ったところ、[[水野林道口]]から約100メートル登った登山道の薮から男児が自ら出てきて保護された。男児は登山前に母親に買ってもらった[[コカコーラ]]で飢えを凌ぎ、保護されるまで一歩も動かず助けを待っていたために、すぐに発見することが出来た。 |
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== 写真 == |
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朝焼けの米山.jpg|朝焼けの米山 |
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==関連項目== |
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* [[米山峠 (新潟県)]] |
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* [[米山薬師]] |
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*[[牛ノ谷峠]] |
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*[[木ノ芽峠]] |
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== 外部リンク == |
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*[http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?latitude=37.28955&longitude=138.4839528 国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:柏崎(南東)] |
* [http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?latitude=37.28955&longitude=138.4839528 国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:柏崎(南東)] |
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[[Category:上越市の地理]] |
2024年5月16日 (木) 15:22時点における最新版
米山 | |
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標高 | 992.5 m |
所在地 |
日本 新潟県柏崎市・上越市 |
位置 | 北緯37度17分22.3秒 東経138度29分02.2秒 / 北緯37.289528度 東経138.483944度座標: 北緯37度17分22.3秒 東経138度29分02.2秒 / 北緯37.289528度 東経138.483944度 |
米山の位置 | |
プロジェクト 山 |
米山(よねやま)は、新潟県の中越地方と上越地方の境にある山である。標高992.5メートル。きれいな四角錐(ピラミッド型)の頂上部をもつ山容はよく目立ち、古くから陸路や海路の目印ともされた。
歴史[編集]
かつては、新潟県を米山で分割して、米山よりも東側を「下越後」、西側を「上越後」と呼んだ時期もあった[1]。
江戸時代に北陸道が再整備された時には、米山麓の米山峠には鉢崎関が設置され、出雲崎や佐渡島に向かう旅客を取り締まっていた[2]。
山体が火山岩で出来ていること、山容も火山を思わせることから、かつては死火山とみなされていた。しかし昭和の前半に、火山岩は古い海底火山の名残であり、山そのものは火山ではない(噴火で出来た山ではない)ことが判明している。
2020年8月10日、上越市の小学6年生の男児が登山中に疲れて登山道で座っていたところ、斜面を滑り落ちて行方不明になる事故が発生した。翌日の午前6時37分、男児の母親が「声がした」と大声を上げたため、捜索していた家族や警察らが母親に近寄ったところ、水野林道口から約100メートル登った登山道の薮から男児が自ら出てきて保護された。男児は登山前に母親に買ってもらったコカコーラで飢えを凌ぎ、保護されるまで一歩も動かず助けを待っていたために、すぐに発見することが出来た。
写真[編集]
出典[編集]
関連項目[編集]
- 米山峠 (新潟県)
- 米山薬師
- 佐渡弥彦米山国定公園
- 米山インターチェンジ
- 米山サービスエリア
- 碓氷峠:内陸側。
- 足柄峠 箱根峠:太平洋側。