「曲がれ!スプーン」の版間の差分
→キャスト: 精査と追記。あとtypo |
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*桜井米:[[長澤まさみ]]/幼少期:[[熊田聖亜]]・[[熊田胡々]] |
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:本作の主人公。超常現象バラエティ『あすなろサイキック』の女性AD。番組の方針に疑問を感じつつ、多忙な日々を送るが、持ち前の明るさで奮闘する。幼少時の体験から、未だに超常現象を信じており、時たまスプーン曲げに挑戦しているが、本人に超能力は無い。番組に送られてきた郵送物を手掛かりに地方巡りをすることになる。 |
:本作の主人公。超常現象バラエティ『あすなろサイキック』の女性AD。番組の方針に疑問を感じつつ、多忙な日々を送るが、持ち前の明るさで奮闘する。幼少時の体験から、未だに超常現象を信じており、時たまスプーン曲げに挑戦しているが、本人に超能力は無い。番組に送られてきた郵送物を手掛かりに地方巡りをすることになる。 |
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*早乙女:[[志賀廣太郎]]([[青年団 (劇団)|青年団]]) |
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*河岡:[[諏訪雅]]([[ヨーロッパ企画]]) |
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:[[サイコキネシス]]を持つエスパー。自らの意思で何でも動かせるが、細かい制御をする事は出来ない。 |
:[[サイコキネシス]]を持つエスパー。自らの意思で何でも動かせるが、細かい制御をする事は出来ない。かっとなるとついサイコキネシスを使ってしまうことがある。サイコキネシスを扱うときは、両手の平を対象に向けて行う。工場勤務。 |
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*筧:[[中川晴樹]]([[ヨーロッパ企画]]) |
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:[[透視]]能力を持つエスパー。時折、卑猥なことに使うこともある。透視するときには右手の平を広げて、こめかみに寄せ |
:[[透視]]能力を持つエスパー。時折、卑猥なことに使うこともある。透視するときには右手の平を広げて、こめかみに寄せる。椎名と会社のトイレで偶然出会い、パーティに連れてきた。 |
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*椎名:[[辻修]]([[動物電気]]) |
*椎名:[[辻修]]([[動物電気]]) |
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:[[テレパシー]]を持つエスパー。人の心が読めるが、繊細な性格で読みとった内容に傷つく事も少なくない。 |
:[[テレパシー]]を持つエスパー。人の心が読めるが、繊細な性格で読みとった内容に傷つく事も少なくない。会社のトイレで偶然、筧と出会い、パーティに初参加する。心を読むときには、握手(思念が強ければ直接でなくても可能)して目を閉じ集中する。終始冷静で、心優しい人物である。 |
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*神田:[[岩井秀人]]([[ハイバイ]]・[[青年団 (劇団)|青年団]]) |
*神田:[[岩井秀人]]([[ハイバイ]]・[[青年団 (劇団)|青年団]]) |
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:通称:細男。由来は、身体が細いから。エスパーではなくいわゆる「'''びっくり人間'''」。『あすなろサイキック』に応募して、桜井 |
:通称:細男。由来は、身体が細いから。エスパーではなくいわゆる「'''びっくり人間'''」<ref>ちなみに神田の芸は[[エスパー伊東]]の持ちネタである</ref>。『あすなろサイキック』に応募して、桜井と『カフェ de 念力』で待ち合わせをした。なぜか、彼のシーンには口笛がBGMとして流れる。 |
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*早乙女:[[志賀廣太郎]]([[青年団 (劇団)|青年団]]) |
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:通称:へっちゃら男。 |
:通称:へっちゃら男。本人が飼う毒蜘蛛に刺されてもへっちゃらという、「'''びっくり人間'''」。『あすなろサイキック』に応募して、桜井と自宅で待ち合わせをした。今回、その「'''びっくり人間'''」披露のために使われた一匹の蜘蛛が騒動の一つの発端となる。 |
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*[[松重豊]] |
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:河岡の勤 |
:河岡の勤務先の工場長。彼のテレキネシスにより数メートル飛ばされ、病院送りとなった。そのためか、常に首を傾げている。 |
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*[[甲本雅裕]] |
*[[甲本雅裕]] |
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:湾岸テレビの番組『あすなろサイキック』のディレクター。「ネタ撮れるまで |
:湾岸テレビの番組『あすなろサイキック』のディレクター。「ネタ撮れるまで帰ってくんな」と言って、桜井を地方巡りに放り出す。 |
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*[[三代目魚武濱田成夫]] |
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:通称:UFO男。テレビ番組『あすなろサイキック』に出演している。UFOを呼ぶ力を持っているらしい。 |
:通称:UFO男。テレビ番組『あすなろサイキック』に出演している。UFOを呼ぶ力を持っているらしい。 |
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:テレビ番組『あすなろサイキック』に出演。編集長(テロップより)。超常現象をとにかく肯定する人物。 |
:テレビ番組『あすなろサイキック』に出演。編集長(テロップより)。超常現象をとにかく肯定する人物。 |
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*外山幸一:[[木場勝己]] |
*外山幸一:[[木場勝己]] |
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:テレビ番組『 |
:テレビ番組『あすなろサイキック』に出演。教授(テロップより)。超常現象否定派。ただし、番組では改めて否定する必要もないものしか、出てきていない。 |
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*[[永野宗典]] |
*[[永野宗典]] |
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:喫茶店『カフェ de 念力』の近所にある洋菓子店ワールドの店員。クリスマスのため、トナカイの |
:喫茶店『カフェ de 念力』の近所にある洋菓子店ワールドの店員。クリスマスのため、トナカイの扮装をしている。 |
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*[[佐々木蔵之介]](友情出演) |
*[[佐々木蔵之介]](友情出演) |
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:桜井が『あすなろサイキック』に送られてきた郵送物を頼りに訪れた人物の一人。映画『[[サマータイムマシン・ブルース]]』に登場したタイムマシン(見た目同じものだが、タイムスリップには失敗した模様)と一緒に一瞬のみ登場。ファッションは同じようだが、保積光太郎役かは不明。一緒に[[本多力]]が登場する。 |
:桜井が『あすなろサイキック』に送られてきた郵送物を頼りに訪れた人物の一人。映画『[[サマータイムマシン・ブルース]]』に登場したタイムマシン(見た目同じものだが、タイムスリップには失敗した模様)と一緒に一瞬のみ登場。ファッションは同じようだが、保積光太郎役かは不明。一緒に[[本多力]]が登場する。 |
2011年5月14日 (土) 06:10時点における版
曲がれ!スプーン | |
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監督 | 本広克行 |
脚本 | 上田誠 |
製作 |
亀山千広 阿部秀司 安永義郎 鳥永能成 杉田成道 |
出演者 |
長澤まさみ 三宅弘城 諏訪雅 中川晴樹 辻修 |
音楽 | 菅野祐悟 |
撮影 | 川越一成 |
編集 | 田口拓也(J.S.E) |
配給 | 東宝 |
公開 |
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上映時間 | 106分 |
製作国 |
|
言語 | 日本語 |
『曲がれ!スプーン』(まがれ!スプーン)は、『踊る大捜査線』シリーズで知られる本広克行監督による日本映画。主演は、長澤まさみ。原作・脚本は、劇団・ヨーロッパ企画の上田誠。同劇団による舞台作品『冬のユリゲラー』を基にしている。2009年11月21日公開。
あらすじ
超常現象バラエティ『あすなろサイキック』のAD・桜井米(よね)は、日々の業務に追われながらも前向きに頑張っていた。 そんなある日、視聴者からの情報を頼りに超常現象やエスパーを探す番組企画の担当を任される事になった米は、意気揚々と日本全国を旅して回るが、どの情報もインチキばかり。落ち込む米が最後の取材場所として向かった先は、『カフェ de 念力』という喫茶店。そこでは毎年クリスマス・イヴになると、本物のエスパー達が集い、普段隠していた超能力を存分に披露するクリスマスパーティーが開かれていた。だが、エスパー達にとって平穏を乱すマスコミは天敵。そのマスコミの米が突然来店して来たものだから、彼らは大慌て。 実は、パーティーの最中、今までパーティーを楽しんでいたエスパー達の中に、偽者が紛れ込んでしまったことが判明していたのだ。畳み掛けるように更なるトラブルも発生。果たして、エスパー達は、自分達の超能力を知られず、米を帰社させる事が出来るのか?そして、米は本物のエスパーを撮ってスクープにすることは!?
キャスト
- 本作の主人公。超常現象バラエティ『あすなろサイキック』の女性AD。番組の方針に疑問を感じつつ、多忙な日々を送るが、持ち前の明るさで奮闘する。幼少時の体験から、未だに超常現象を信じており、時たまスプーン曲げに挑戦しているが、本人に超能力は無い。番組に送られてきた郵送物を手掛かりに地方巡りをすることになる。
- 喫茶店『カフェ de 念力』のマスター。超能力(透視や予知など)に関しては、現在修行中。小山をパーティに初めて連れてきた。過去に、犬に襲われた際、エスパーに助けられた。喫茶店のネーミングもその体験から、今のように、エスパーが集まる店にするため。
- サイコキネシスを持つエスパー。自らの意思で何でも動かせるが、細かい制御をする事は出来ない。かっとなるとついサイコキネシスを使ってしまうことがある。サイコキネシスを扱うときは、両手の平を対象に向けて行う。工場勤務。
- エレキネシス(自らの意思で電子機器を操作できる)を持つエスパー。家電は苦手。エレキネシスを行うときは、大仰な動作のあとに対象物に向けて軽く握った右手を向ける。その際には、周りのことは目に入らなくなる。
- エレキネシスにより操作された電子機器はその後、バグる(機器のプログラムが予定外・想定外の動作を行う状態)ことがある。
- 透視能力を持つエスパー。時折、卑猥なことに使うこともある。透視するときには右手の平を広げて、こめかみに寄せる。椎名と会社のトイレで偶然出会い、パーティに連れてきた。
- テレパシーを持つエスパー。人の心が読めるが、繊細な性格で読みとった内容に傷つく事も少なくない。会社のトイレで偶然、筧と出会い、パーティに初参加する。心を読むときには、握手(思念が強ければ直接でなくても可能)して目を閉じ集中する。終始冷静で、心優しい人物である。
- テレポーテーションを持つエスパーと紹介されるが、正確には、5秒間だけ時間を止めてから自力で移動するため、実際にはテレポートではなくタイムストップという能力を持つ。マスターに連れられて、パーティには初参加である。時間を止めるときには、グッと体全体に力を込めている。うどん屋勤務。
- 通称:細男。由来は、身体が細いから。エスパーではなくいわゆる「びっくり人間」[1]。『あすなろサイキック』に応募して、桜井と『カフェ de 念力』で待ち合わせをした。なぜか、彼のシーンには口笛がBGMとして流れる。
- 通称:へっちゃら男。本人が飼う毒蜘蛛に刺されてもへっちゃらという、「びっくり人間」。『あすなろサイキック』に応募して、桜井と自宅で待ち合わせをした。今回、その「びっくり人間」披露のために使われた一匹の蜘蛛が騒動の一つの発端となる。
- 河岡の勤務先の工場長。彼のテレキネシスにより数メートル飛ばされ、病院送りとなった。そのためか、常に首を傾げている。
- 湾岸テレビの番組『あすなろサイキック』のディレクター。「ネタ撮れるまで帰ってくんな」と言って、桜井を地方巡りに放り出す。
- 通称:UFO男。テレビ番組『あすなろサイキック』に出演している。UFOを呼ぶ力を持っているらしい。
- コースケ・マツイ:ユースケ・サンタマリア(友情出演)
- テレビ番組『あすなろサイキック』の司会者。映画『UDON』でユースケ・サンタマリア本人が演じた主人公と同じ名前(読み)である。
- 中村康則:平田満
- テレビ番組『あすなろサイキック』に出演。編集長(テロップより)。超常現象をとにかく肯定する人物。
- 外山幸一:木場勝己
- テレビ番組『あすなろサイキック』に出演。教授(テロップより)。超常現象否定派。ただし、番組では改めて否定する必要もないものしか、出てきていない。
- 喫茶店『カフェ de 念力』の近所にある洋菓子店ワールドの店員。クリスマスのため、トナカイの扮装をしている。
- 佐々木蔵之介(友情出演)
- 桜井が『あすなろサイキック』に送られてきた郵送物を頼りに訪れた人物の一人。映画『サマータイムマシン・ブルース』に登場したタイムマシン(見た目同じものだが、タイムスリップには失敗した模様)と一緒に一瞬のみ登場。ファッションは同じようだが、保積光太郎役かは不明。一緒に本多力が登場する。
- 桜井が『あすなろサイキック』に送られてきた郵送物を頼りに訪れた人物の一人。映画『サマータイムマシン・ブルース』に登場したタイムマシン(見た目同じものだが、タイムスリップには失敗した模様)と一緒に一瞬のみ登場。未来人・田村かどうかは不明。一緒に佐々木蔵之介が登場。
- 升毅(友情出演)
- 映画『サマータイムマシン・ブルース』に『神様』として登場したときとほとんど同じように登場している。道を聞かれる軽トラに乗ったおじさん。UFO通りを歩くサラリーマンなどなど。さらに、同作品に登場の、彼が描かれたポスターも三つセットで見られる。洋菓子店ワールドの店員でサンタにもなっている。
スタッフ
備考
第3回HIHOはくさい映画賞では、長澤まさみが最低主演女優賞、製作の亀山千広が特別功労賞に選ばれた。
本作の基になった『冬のユリゲラー』は、フジテレビの深夜ドラマ『劇団演技者。』第12回公演作:冬のユリゲラー(2005年8月10日 - 2005年8月31日:全4話、2005年9月7日:特別篇)としてドラマ化されている。
単行本
- 上田誠 『曲がれ!スプーン』 早川書房〈ハヤカワSFシリーズ Jコレクション〉、2009年。 - 表題作と『サマータイムマシン・ブルース』、短篇小説『犬も歩けば』を収録
サイドストーリー
『曲がれ!スプーン サイドストーリー 〜スプーン曲がってますけど…〜』
- 映画連動企画のミニドラマ。桜井米が取材中にスプーンを曲げまくる青年を見てしまった話。フジテレビで、2009年11月19日テレビ放映の映画『サマータイムマシン・ブルース』や11月21日テレビ放映の映画『UDON』の放映中にテレビ放送されたほか、映画特番『曲がれ!スプーン公開記念番組 スクープ!!超能力者(エスパー)との遭遇!?』中でも放送された。
外部リンク
関連項目
- サマータイムマシン・ブルース - 本作同様、ヨーロッパ企画の映画化作品。世界観を共有し、数多くのシーンで同じロケ地が使われている。また、出演者も一部重なるなど、この作品ファンを意識したシーンは多い。
- UDON - 本作と同様に、本広監督作品、同じ香川県を舞台とし、世界観を共有し、また、出演者が一部重なる。