コンテンツにスキップ

「源 (食品製造会社)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Donaishot (会話 | 投稿記録)
 
(3人の利用者による、間の3版が非表示)
4行目: 4行目:
{{画像提供依頼|本社|date=2023年1月|cat=富山市}}
{{画像提供依頼|本社|date=2023年1月|cat=富山市}}
{{基礎情報 会社
{{基礎情報 会社
| 社名 = 源
| 社名 = 株式会社
| 英文社名 = MINAMOTO Co.,Ltd.
| 英文社名 = MINAMOTO Co.,Ltd.
| ロゴ = {{画像募集中|cat=食品}}
| ロゴ = {{画像募集中|cat=食品}}
17行目: 17行目:
| 本社郵便番号 = 939-8232
| 本社郵便番号 = 939-8232
| 本社所在地 = [[富山県]][[富山市]]南央町37-6
| 本社所在地 = [[富山県]][[富山市]]南央町37-6
| 本社緯度度 = 36 |本社緯度分 = 37 |本社緯度秒 = 40.5 |本社N(北緯)及びS(南緯) = N
| 設立 = [[1908年]][[1116日]]
| 本社経度度 = 137 |本社経度分 = 12 |本社経度秒 = 15.7|本社E(東経)及びW(西経) = E
| 座標右上表示 = Yes
| 本社地図国コード = JP
| 設立 = [[1962年]]5
| 業種 = 3050
| 業種 = 3050
| 統一金融機関コード =
| 統一金融機関コード =
| SWIFTコード =
| SWIFTコード =
| 事業内容 = 食品製造・販売
| 事業内容 = 食品製造・販売
| 代表者 = [[代表取締役]][[社長]] 四谷英久<ref name="corporate-profile">{{Cite web|url=https://www.minamoto.co.jp/about/corporate-profile|title=会社概要 « ますのすし本舗 源|publisher=源|accessdate=2023-10-30}}</ref>
| 代表者 = 代表取締役 源和之
| 資本金 = 7,000万円<ref name="corporate-profile" />
| 売上高 =
| 売上高 =
| 総資産 =
| 総資産 =
30行目: 35行目:
| 主要子会社 =
| 主要子会社 =
| 関係する人物 =
| 関係する人物 =
| 外部リンク = http://www.minamoto.co.jp/
| 外部リンク = https://www.minamoto.co.jp/
| 特記事項 =
| 特記事項 =
}}
}}
41行目: 46行目:


== 沿革 ==
== 沿革 ==

{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|+
|+
98行目: 102行目:
|-
|-
|[[1987年|1987]]
|[[1987年|1987]]
|?
|4
|レストハウス、売店、見学コースを備えた現在の本社工場が完成
|レストハウス、売店、見学コースを備えた現在の本社工場が完成<ref>『北日本新聞』1987年4月6日付朝刊10面下段広告『春、新天地へ泳ぐ日』より。</ref>
|-
|-
|[[1995年|1995]]
|[[1995年|1995]]
116行目: 120行目:
|7
|7
|[[金沢駅]]の[[金沢百番街]]に金沢百番街店を開設
|[[金沢駅]]の[[金沢百番街]]に金沢百番街店を開設

(それ以前も北陸トラベルサービスの駅弁売店で「ますのすし」自体は売られていた)
(それ以前も北陸トラベルサービスの駅弁売店で「ますのすし」自体は売られていた)
|-
|[[2009年|2009]]
|9
|本社工場を改装し、[[ますのすしミュージアム]]がオープン<ref>『北日本新聞』2009年8月26日付朝刊5面『ますずしの歴史紹介 源 来月 ミュージアム開館』より。</ref>
|-
|-
|[[2015年|2015]]
|[[2015年|2015]]
|5
|5
|[[魚津駅]]構内の売店跡に「魚源商店」を開設<ref>[https://kurobe.mypl.net/shop/00000339198/news?d=816583 魚源商店さん 5月3日オープン](まいぷれ黒部入善朝日、2023年8月31日閲覧)</ref>([[2019年]]6月に閉店<ref>『北日本新聞』2019年6月18日付28面『ますずし源 店舗網見直し 高岡・魚津駅直営店閉店へ』より。</ref>)
|[[魚津駅]]構内の売店跡に「魚源商店」を開設
|}
|}


128行目: 135行目:


=== ますのすし ===
=== ますのすし ===
富山の郷土料理である鱒寿司だが、源が展開する鱒寿司は'''「ますのすし」という商品名'''である。笹で包んだ鱒押し寿司を木製のわっぱに入れ、紙容器に格納したもの。パッケージのイラストは、[[中川一政]]による。富山県を代表する駅弁・みやげものになっているほか、[[富山空港]]でも[[空弁]]として売られている。
富山の郷土料理である鱒寿司だが、源が展開する鱒寿司は「ますのすし」という商品名である。笹で包んだ鱒押し寿司を木製のわっぱに入れ、紙容器に格納したもの。パッケージのイラストは、[[中川一政]]による。富山県を代表する駅弁・みやげものになっているほか、[[富山空港]]でも[[空弁]]として売られている。


「一重」「二重」「特選」のグレードのほか、限定商品「伝承館ますのすし」「竹ずし」がある。
「一重」「二重」「特選」のグレードのほか、限定商品「伝承館ますのすし」「竹ずし」がある。
160行目: 167行目:
* 富山きときと空港売店
* 富山きときと空港売店
* [[NEWDAYS]]
* [[NEWDAYS]]
: 富山駅を管轄する[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]ではなく[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]の駅構内で展開するコンビニなのだが、多くの店舗で扱っている。上野駅の常磐線(特急)ホーム内店舗でも購入可能(2006年12月現在)。
: [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]の駅構内で展開するコンビニ多くの店舗で扱っている。<!-- 上野駅の常磐線(特急)ホーム内店舗でも購入可能(2006年12月現在)。-->
そのほか、スーパーマーケットの惣菜コーナーや各地で行われる物産展、駅弁大会など、富山県や近隣各県のみならず様々な地域で販売されている。
そのほか、スーパーマーケットの惣菜コーナーや各地で行われる物産展、駅弁大会など、富山県や近隣各県のみならず様々な地域で販売されている。


177行目: 184行目:


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.minamoto.co.jp/ 株式会社Webサイト]
* [https://www.minamoto.co.jp/ ますのすし本舗 源]


{{Company-stub}}
{{Company-stub}}
185行目: 192行目:
[[Category:駅弁製造業者]]
[[Category:駅弁製造業者]]
[[Category:富山市の企業]]
[[Category:富山市の企業]]
[[Category:1962年設立の企業]]
[[Category:富山駅]]

2024年2月24日 (土) 03:26時点における最新版

株式会社源
MINAMOTO Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
939-8232
富山県富山市南央町37-6
北緯36度37分40.5秒 東経137度12分15.7秒 / 北緯36.627917度 東経137.204361度 / 36.627917; 137.204361座標: 北緯36度37分40.5秒 東経137度12分15.7秒 / 北緯36.627917度 東経137.204361度 / 36.627917; 137.204361
設立 1962年5月
業種 食料品
法人番号 6230001003171 ウィキデータを編集
事業内容 食品製造・販売
代表者 代表取締役社長 四谷英久[1]
資本金 7,000万円[1]
外部リンク https://www.minamoto.co.jp/
テンプレートを表示

(みなもと)は、富山県富山市にある食品製造会社。富山の郷土料理である「ますのすし(鱒寿司)」「ぶりのすし」、富山駅などで販売されている駅弁などを製造している。

概要[編集]

富山県に、鱒寿司を製造するメーカーは多いが、「源」はもともとが駅弁業者であり,所謂ます寿司店とは別のものと地元では扱われている。事業規模は「源」が圧倒的に大きい上に販路も広く、他県のデパートや物産展、駅弁大会などでも扱われる機会が多い。「ますのすし」という表記は源が使い始めたものではあるが、知名度の向上とともにごく少数の他店でも追随[要出典]するものが出てきている。

本店には見学コースがあり、ますのすしの製造や旅と食文化を扱った展示を行っている(ますのすしミュージアム)。レストランや直売所も併設されており、観光ツアー旅行に組み込まれる観光スポットとなっている。

沿革[編集]

事柄
江戸時代 富山町旅篭町で旅館と紙屋を営んでいた
明治時代初期 桜木町にて「天人楼・日新楼」を経営
1900 ? 旅館「富山ホテル」を開業
1908 11 富山駅の開業にあわせ創業、構内営業人となる
1910 ? 富山ホテル支店に調理場を併設
1912 ますのすしの販売を開始
1946 社団法人国鉄構内営業中央会に加盟
1962 5 株式会社化
1965 ? ますのすしのパッケージが、中川一政により描かれた現行のものとなる
1966 12 高岡駅に駅ビルテナントとして進出
1971 名古屋駅地下街に進出
1976 4 富山インター店を開設
1985 7 黒部インター店を開設
1987 4 レストハウス、売店、見学コースを備えた現在の本社工場が完成[2]
1995 11 愛称を『ますのすし本舗 源』と定める
1997 10 北陸自動車道 徳光PA(上り)のまっとう車遊館に松任車遊館店を開設
1998 4 高岡駅の駅弁業者「宮島商店」が撤退した後を受けて構内営業を開始
2005 7 金沢駅金沢百番街に金沢百番街店を開設

(それ以前も北陸トラベルサービスの駅弁売店で「ますのすし」自体は売られていた)

2009 9 本社工場を改装し、ますのすしミュージアムがオープン[3]
2015 5 魚津駅構内の売店跡に「魚源商店」を開設[4]2019年6月に閉店[5]

主な商品[編集]

主力商品「ますのすし」

ますのすし[編集]

富山の郷土料理である鱒寿司だが、源が展開する鱒寿司は「ますのすし」という商品名である。笹で包んだ鱒押し寿司を木製のわっぱに入れ、紙容器に格納したもの。パッケージのイラストは、中川一政による。富山県を代表する駅弁・みやげものになっているほか、富山空港でも空弁として売られている。

「一重」「二重」「特選」のグレードのほか、限定商品「伝承館ますのすし」「竹ずし」がある。

なお、「伝承館ますのすし」に使用されるマスはサクラマスだが、現在では神通川で獲れたマスではなく、主に北海道産を使用している。

ぶりのすし[編集]

を使った押し寿司。1957年発売。「ますのすし」と「ぶりのすし」をセットにした「ますぶりすし重ね」という商品もある。

かぶら寿司をモチーフにしたものという意見もあるが、源としては関係の有無について公言していない。

駅弁[編集]

駅弁としては、富山駅・高岡駅・新高岡駅で販売されている。

  • ますのすし弁当・ぶりのすし弁当
ますのすし及びぶりのすしを食べやすいパッケージに入れ弁当としたもの。
松花堂弁当様式の駅弁。
定番の幕の内弁当。

など

販売場所[編集]

  • 富山駅、高岡駅、新高岡駅、魚津駅構内
  • 本店(富山県富山市南央町37-6)
  • 富山インター店
  • 黒部インター店
  • 砺波インター店
  • 金沢百番街
  • 北陸自動車道 尼御前SA(上り線)
  • 北陸自動車道 米山SA(下り線)
  • 富山きときと空港売店
  • NEWDAYS
JR東日本の駅構内で展開するコンビニ。多くの店舗で扱っている。

そのほか、スーパーマーケットの惣菜コーナーや各地で行われる物産展、駅弁大会など、富山県や近隣各県のみならず様々な地域で販売されている。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 会社概要 « ますのすし本舗 源”. 源. 2023年10月30日閲覧。
  2. ^ 『北日本新聞』1987年4月6日付朝刊10面下段広告『春、新天地へ泳ぐ日』より。
  3. ^ 『北日本新聞』2009年8月26日付朝刊5面『ますずしの歴史紹介 源 来月 ミュージアム開館』より。
  4. ^ 魚源商店さん 5月3日オープン(まいぷれ黒部入善朝日、2023年8月31日閲覧)
  5. ^ 『北日本新聞』2019年6月18日付28面『ますずし源 店舗網見直し 高岡・魚津駅直営店閉店へ』より。

外部リンク[編集]