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|業種 = 3050 |
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| 設立 = [[1962年]]5月 |
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| 業種 = 3050 |
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| 代表者 = [[代表取締役]][[社長]] 四谷英久<ref name="corporate-profile">{{Cite web|url=https://www.minamoto.co.jp/about/corporate-profile|title=会社概要 « ますのすし本舗 源|publisher=源|accessdate=2023-10-30}}</ref> |
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'''源'''(みなもと)は、[[富山県]][[富山市]]にある食品製造会社。富山の[[郷土料理]]である「ますのすし([[鱒寿司]])」「ぶりのすし」、富山駅などで販売されている[[駅弁]]などを製造している。 |
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== 概要 == |
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富山県に、鱒寿司を製造するメーカーは多いが、「源」はもともとが駅弁業者であり,所謂ます寿司店とは別のものと地元では扱われている。事業規模は「源」が圧倒的に大きい上に販路も広く、他県のデパートや物産展、駅弁大会などでも扱われる機会が多い。「ますのすし」という表記は源が使い始めたものではあるが、知名度の向上とともにごく少数の他店でも追随{{要出典|date=2009年1月}}するものが出てきている。 |
富山県に、鱒寿司を製造するメーカーは多いが、「源」はもともとが駅弁業者であり,所謂ます寿司店とは別のものと地元では扱われている。事業規模は「源」が圧倒的に大きい上に販路も広く、他県のデパートや物産展、駅弁大会などでも扱われる機会が多い。「ますのすし」という表記は源が使い始めたものではあるが、知名度の向上とともにごく少数の他店でも追随{{要出典|date=2009年1月}}するものが出てきている。 |
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== 沿革 == |
== 沿革 == |
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|レストハウス、売店、見学コースを備えた現在の本社工場が完成 |
|レストハウス、売店、見学コースを備えた現在の本社工場が完成<ref>『北日本新聞』1987年4月6日付朝刊10面下段広告『春、新天地へ泳ぐ日』より。</ref> |
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|[[金沢駅]]の[[金沢百番街]]に金沢百番街店を開設 |
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(それ以前も北陸トラベルサービスの駅弁売店で「ますのすし」自体は売られていた) |
(それ以前も北陸トラベルサービスの駅弁売店で「ますのすし」自体は売られていた) |
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|本社工場を改装し、[[ますのすしミュージアム]]がオープン<ref>『北日本新聞』2009年8月26日付朝刊5面『ますずしの歴史紹介 源 来月 ミュージアム開館』より。</ref> |
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|[[魚津駅]]構内の売店跡に「魚源商店」を開設<ref>[https://kurobe.mypl.net/shop/00000339198/news?d=816583 魚源商店さん 5月3日オープン](まいぷれ黒部入善朝日、2023年8月31日閲覧)</ref>([[2019年]]6月に閉店<ref>『北日本新聞』2019年6月18日付28面『ますずし源 店舗網見直し 高岡・魚津駅直営店閉店へ』より。</ref>) |
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|[[魚津駅]]構内の売店跡に「魚源商店」を開設 |
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== 主な商品 == |
== 主な商品 == |
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[[画像:masunosusi.jpg|thumb|300px|主力商品「ますのすし」]] |
[[画像:masunosusi.jpg|right|thumb|300px|主力商品「ますのすし」]] |
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=== ますのすし === |
=== ますのすし === |
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富山の郷土料理である鱒寿司だが、源が展開する鱒寿司は |
富山の郷土料理である鱒寿司だが、源が展開する鱒寿司は「ますのすし」という商品名である。笹で包んだ鱒押し寿司を木製のわっぱに入れ、紙容器に格納したもの。パッケージのイラストは、[[中川一政]]による。富山県を代表する駅弁・みやげものになっているほか、[[富山空港]]でも[[空弁]]として売られている。 |
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「一重」「二重」「特選」のグレードのほか、限定商品「伝承館ますのすし」「竹ずし」がある。 |
「一重」「二重」「特選」のグレードのほか、限定商品「伝承館ますのすし」「竹ずし」がある。 |
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なお、「伝承館ますのすし」に使用されるマスは[[サクラマス]]だが、現在では神通川で獲れたマスではなく、主に[[北海道]]産を使用している。 |
なお、「伝承館ますのすし」に使用されるマスは[[サクラマス]]だが、現在では神通川で獲れたマスではなく、主に[[北海道]]産を使用している。 |
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===ぶりのすし=== |
=== ぶりのすし === |
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[[ブリ|鰤]]と[[カブ|蕪]]を使った押し寿司。[[1957年]]発売。「ますのすし」と「ぶりのすし」をセットにした「ますぶりすし重ね」という商品もある。 |
[[ブリ|鰤]]と[[カブ|蕪]]を使った押し寿司。[[1957年]]発売。「ますのすし」と「ぶりのすし」をセットにした「ますぶりすし重ね」という商品もある。 |
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* 富山きときと空港売店 |
* 富山きときと空港売店 |
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そのほか、スーパーマーケットの惣菜コーナーや各地で行われる物産展、駅弁大会など、富山県や近隣各県のみならず様々な地域で販売されている。 |
そのほか、スーパーマーケットの惣菜コーナーや各地で行われる物産展、駅弁大会など、富山県や近隣各県のみならず様々な地域で販売されている。 |
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* [https://www.minamoto.co.jp/ ますのすし本舗 源] |
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2024年2月24日 (土) 03:26時点における最新版
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
〒939-8232 富山県富山市南央町37-6 北緯36度37分40.5秒 東経137度12分15.7秒 / 北緯36.627917度 東経137.204361度座標: 北緯36度37分40.5秒 東経137度12分15.7秒 / 北緯36.627917度 東経137.204361度 |
設立 | 1962年5月 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 6230001003171 |
事業内容 | 食品製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 四谷英久[1] |
資本金 | 7,000万円[1] |
外部リンク | https://www.minamoto.co.jp/ |
源(みなもと)は、富山県富山市にある食品製造会社。富山の郷土料理である「ますのすし(鱒寿司)」「ぶりのすし」、富山駅などで販売されている駅弁などを製造している。
概要[編集]
富山県に、鱒寿司を製造するメーカーは多いが、「源」はもともとが駅弁業者であり,所謂ます寿司店とは別のものと地元では扱われている。事業規模は「源」が圧倒的に大きい上に販路も広く、他県のデパートや物産展、駅弁大会などでも扱われる機会が多い。「ますのすし」という表記は源が使い始めたものではあるが、知名度の向上とともにごく少数の他店でも追随[要出典]するものが出てきている。
本店には見学コースがあり、ますのすしの製造や旅と食文化を扱った展示を行っている(ますのすしミュージアム)。レストランや直売所も併設されており、観光ツアー旅行に組み込まれる観光スポットとなっている。
沿革[編集]
年 | 月 | 事柄 |
---|---|---|
江戸時代 | 富山町旅篭町で旅館と紙屋を営んでいた | |
明治時代初期 | 桜木町にて「天人楼・日新楼」を経営 | |
1900 | ? | 旅館「富山ホテル」を開業 |
1908 | 11 | 富山駅の開業にあわせ創業、構内営業人となる |
1910 | ? | 富山ホテル支店に調理場を併設 |
1912 | ますのすしの販売を開始 | |
1946 | 社団法人国鉄構内営業中央会に加盟 | |
1962 | 5 | 株式会社化 |
1965 | ? | ますのすしのパッケージが、中川一政により描かれた現行のものとなる |
1966 | 12 | 高岡駅に駅ビルテナントとして進出 |
1971 | 名古屋駅地下街に進出 | |
1976 | 4 | 富山インター店を開設 |
1985 | 7 | 黒部インター店を開設 |
1987 | 4 | レストハウス、売店、見学コースを備えた現在の本社工場が完成[2] |
1995 | 11 | 愛称を『ますのすし本舗 源』と定める |
1997 | 10 | 北陸自動車道 徳光PA(上り)のまっとう車遊館に松任車遊館店を開設 |
1998 | 4 | 高岡駅の駅弁業者「宮島商店」が撤退した後を受けて構内営業を開始 |
2005 | 7 | 金沢駅の金沢百番街に金沢百番街店を開設
(それ以前も北陸トラベルサービスの駅弁売店で「ますのすし」自体は売られていた) |
2009 | 9 | 本社工場を改装し、ますのすしミュージアムがオープン[3] |
2015 | 5 | 魚津駅構内の売店跡に「魚源商店」を開設[4](2019年6月に閉店[5]) |
主な商品[編集]
ますのすし[編集]
富山の郷土料理である鱒寿司だが、源が展開する鱒寿司は「ますのすし」という商品名である。笹で包んだ鱒押し寿司を木製のわっぱに入れ、紙容器に格納したもの。パッケージのイラストは、中川一政による。富山県を代表する駅弁・みやげものになっているほか、富山空港でも空弁として売られている。
「一重」「二重」「特選」のグレードのほか、限定商品「伝承館ますのすし」「竹ずし」がある。
なお、「伝承館ますのすし」に使用されるマスはサクラマスだが、現在では神通川で獲れたマスではなく、主に北海道産を使用している。
ぶりのすし[編集]
鰤と蕪を使った押し寿司。1957年発売。「ますのすし」と「ぶりのすし」をセットにした「ますぶりすし重ね」という商品もある。
かぶら寿司をモチーフにしたものという意見もあるが、源としては関係の有無について公言していない。
駅弁[編集]
駅弁としては、富山駅・高岡駅・新高岡駅で販売されている。
- ますのすし弁当・ぶりのすし弁当
- ますのすし及びぶりのすしを食べやすいパッケージに入れ弁当としたもの。
- 富山味づくし・富山湾弁当
- 松花堂弁当様式の駅弁。
- 定番の幕の内弁当。
など
販売場所[編集]
- 富山駅、高岡駅、新高岡駅、魚津駅構内
- 本店(富山県富山市南央町37-6)
- 富山インター店
- 黒部インター店
- 砺波インター店
- 金沢百番街店
- 北陸自動車道 尼御前SA(上り線)
- 北陸自動車道 米山SA(下り線)
- 富山きときと空港売店
- NEWDAYS
- JR東日本の駅構内で展開するコンビニ。多くの店舗で扱っている。
そのほか、スーパーマーケットの惣菜コーナーや各地で行われる物産展、駅弁大会など、富山県や近隣各県のみならず様々な地域で販売されている。
ギャラリー[編集]
-
内装
-
蓋の表面
-
笹を開いた中身
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b “会社概要 « ますのすし本舗 源”. 源. 2023年10月30日閲覧。
- ^ 『北日本新聞』1987年4月6日付朝刊10面下段広告『春、新天地へ泳ぐ日』より。
- ^ 『北日本新聞』2009年8月26日付朝刊5面『ますずしの歴史紹介 源 来月 ミュージアム開館』より。
- ^ 魚源商店さん 5月3日オープン(まいぷれ黒部入善朝日、2023年8月31日閲覧)
- ^ 『北日本新聞』2019年6月18日付28面『ますずし源 店舗網見直し 高岡・魚津駅直営店閉店へ』より。