コンテンツにスキップ

「馬なり1ハロン劇場」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
32行目: 32行目:
*[[コイントス]]
*[[コイントス]]
*[[ヴィータローザ]]
*[[ヴィータローザ]]
*[[シックスセンス(競走馬)|シックスセンス]]
*[[シックスセンス (競走馬)|シックスセンス]]


===商社シリーズ===
===商社シリーズ===

2006年3月4日 (土) 16:58時点における版

馬なり1ハロン劇場』(うまなりいちはろんしあたー、うまなりひとはろんしあたー)は、よしだみほ漫画作品。当初は競馬雑誌の「ファンファーレ」(旧・週刊競馬報知)で掲載されていたが、廃刊に伴い「漫画アクション」に移籍。2003年9月に「アクション」が休刊になるとネットでの連載に変わった。

概要

通常1話4ページで構成される。競馬で起きた出来事をモデルにしており、基本的に主役は馬である。(まれに騎手などが主役になるときもある)作中に登場する馬は擬人化されており、人間の言葉を話し、意思の疎通もできる。また、レースの場面ではしばしば乗っている騎手が省略されて描かれる。

馬ごとにおおよその性格が設定されており、例えばサンデーサイレンスは怒筋を持ったキャラとして描かれることが多く、オグリキャップはロック系、テイエムオペラオーはお笑い系のキャラになっている。

なお、この漫画で馬の牡牝の区別は睫毛の有無でされている。(睫毛のあるほうが牝)

1997年1998年にはゲーム化もされている。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


主なシリーズ

ブロコレ倶楽部

「ブロンズコレクター倶楽部」の略。重賞(特にGI)で2着や3着を繰り返す馬によって構成される親睦団体を描いた。イマイチなキャラとして作中で人気がある。ライバル団体として、レーヴドスカーメイショウドトウの所属する「ル・サロン・ダルジャン(「銀の会」、銀とはもちろん2着のこと)」がある。

主なメンバー

商社シリーズ

種牡馬を社長とした会社に見立てて話を作っている。当初は商社間のシェア争いがメインだったが、途中からは物流など別分野の話も登場した。しかしサンデーサイレンス、ノーザンテーストといった主役となる馬が死去したことにより今後の展開が心配されている。

主な会社

恋のマイル戦

初期の人気シリーズであるダイタクヘリオスダイイチルビーの恋物語(もちろん作者の創作)を発端とした、1マイル前後のレースを走る馬達の織り成す恋模様を描いたシリーズ。 約10年の時を経て、ダイタクヘリオスの仔のダイタクヤマトと短距離戦線の馬を扱った続編も発表。 最近はサーガノヴェルが執筆する「英雄譚」に発展している。

任侠シリーズ

オグリキャップ・イナリワン武豊らがやくざ役に扮する初期の人気シリーズ。商社シリーズとも関係があり、サンデーサイレンスが「日静会」を率いて登場したりもした。

ナンでもアリま記念&新年会

「ナンでもアリま記念」は有馬記念のパロディとして描かれる年末年始恒例のシリーズ。その年の話題の馬や人がゲストとして登場するほか、主要キャラが総出演するオールスター的要素も持っている。また「新年会」も同様で、普段あまり描けない様なダジャレネタを中心としたシリーズとなっている。

主なオリジナルキャラ

  • 誘導馬仮面 - 元々は競馬場におけるマナーの悪い客を懲らしめるために登場。作者が競馬の現状に対し不満を述べたいときに登場させることが多い。
  • ターフデビル - 東京競馬場の大ケヤキに住む。人間(とオグリキャップ)には姿が見えない。基本的に馬からの依頼(たまに独自の判断)により記録達成を妨害するのが仕事だが、武豊に関する依頼は受けない(「競馬の神様に祝福された者」なので手が出せないという)。またヒシミラクル宝塚記念では読みが裏目に出てしまい、2億円馬券の的中をアシストしてしまった。
  • 北味の秘書 - 商社シリーズの重要キャラ。その名の通り(株)北味・社長のノーザンテーストの秘書を務める。後に日静社の社長室長に転ずるが、キャラ名は「北味の秘書」のまま。
  • カフェテラス「逍遥馬道」のウェイトレス - 美浦栗東の坂路コースのそばにあるカフェテラス「逍遥馬道」で働く。芦毛の牝馬であることが採用の条件。
  • 蛯原こずみ - 競馬マニアのOL。名前を聞くと馬がみんな逃げ出して行くという。ちなみにおばあちゃんの名前はソエ。
  • ナンでもアリま記念の実況アナウンサー
  • ショットバー「ウッドチップ」のマスター
  • コレクトビル - テイエムオペラオーのもとにクラシック登録料の集金に来た馬キャラ。

関連リンク