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「装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
本作は[[サンライズ]]の[[テレビアニメ]]『[[装甲騎兵ボトムズ]]』を題材にした[[3D]][[シューティングゲーム]]である。タイトル通り、原作前半の[[ウド (装甲騎兵ボトムズ)|ウド]]と[[クメン王国|クメン]]でのストーリーをベースにしている。
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なお、初回限定として「DM(デュアルモデル)の[[アーマードトルーパー#SCOOP DOG|スコープドッグ]]」同封した「'''レッドショルダーBOX'''」も発売された。
なお、初回限定として「DM(デュアルモデル)の[[アーマードトルーパー#SCOOP DOG|スコープドッグ]]」梱された「'''レッドショルダーBOX'''」も発売された。


== ゲームシステム ==
== ゲームシステム ==
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スタート時のATの血液といえるPR(ポリマーリンゲル)液の配分が重要で、腕と脚の動作をする度にPR液を消費していく。そのPR液の劣化を抑えるためには、ある程度操作を抑えるか、腕と脚の動作数値を自身で調節する必要がある。
スタート時のATの血液といえるPR(ポリマーリンゲル)液の配分が重要で、腕と脚の動作をする度にPR液を消費していく。そのPR液の劣化を抑えるためには、ある程度操作を抑えるか、腕と脚の動作数値を自身で調節する必要がある。


射撃武器は無制限(120発の弾数制限で、撃ち尽くすと強制的に弾薬を再装填する)の連発式のヘビーマシンガンのみだが、途中から弾数制限のあるサブウェポン(ミサイルポッド、バルカン砲、アームソリッドシューター、機銃、バルカン)が備わる。格闘モードでは通常打撃と、AT特有の打撃武器アームパンチが用いられる。アームパンチも同じく回数制限が付く。また、特殊攻撃でMD(ミッションディスク)によるものがあり、このMDによってPR液の消費が激しいものの、様々な攻撃をバリエーションに加えることが出来る。
射撃武器は無制限(120発の弾数制限で、撃ち尽くすと強制的に弾薬を再装填する)の連発式のヘビーマシンガンのみだが、途中から弾数制限のあるサブウェポン(ミサイルポッド、バルカン砲、アームソリッドシューター、機銃、バルカン)が備わる。格闘モードでは通常打撃と、AT特有の打撃武器アームパンチが用いられる。アームパンチも同じく回数制限が付く。また、特殊攻撃でMD(ミッションディスク)によるものがあり、このMDによってPR液の消費が激しいものの、様々な攻撃をバリエーションに加えることができる。


ステージ開始にはビジュアルシーンでストーリーが流れた後に自機の装備を調え、クリア条件を確認してスタンバイするセッティングシーンがあり、セッティングを終えた後にステージを条件を満たしてクリアするが目的となる。
ステージ開始にはビジュアルシーンでストーリーが流れた後に自機の装備を調え、クリア条件を確認してスタンバイするセッティングシーンがあり、セッティングを終えた後にステージを条件を満たしてクリアすることが目的となる。


自機の破損状況や、クリア時間によってランクがS、A、B、D、Eまでの5段階評定となる。
自機の破損状況や、クリア時間によってランクがS、A、B、D、Eまでの5段階評定となる。
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;オートトラッキング
;オートトラッキング
:敵を発見すると、遠距離からでも自動的に相手を捉える非常に便利な攻撃方法だが、PRの消耗も激しい。
:敵を発見すると、遠距離からでも自動的に相手を捉える非常に便利な攻撃方法だが、PRの消耗も激しい。

== 登場AT ==
== 登場AT ==
本作では操作出来る[[アーマードトルーパー|AT]]はスコープドッグとマーシィドッグ、そしてMISSON5でRSCを動かす以外は敵メカ、もしくは友軍として登場する。
本作では操作できる[[アーマードトルーパー|AT]]はスコープドッグとマーシィドッグ、そしてMISSON5でRSCを動かす以外は敵メカ、もしくは友軍として登場する。


但し、友軍ATはビジュアルでのみ登場し、援護してくれるというではない。
但し、友軍ATはビジュアルでのみ登場し、援護してくれるというわけではない。


* ATM-09-ST スコープドッグ
* ATM-09-ST スコープドッグ
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* ATH-06-WP ダイビングビートル
* ATH-06-WP ダイビングビートル
* ATH-Q64-WP ベルゼルガ
* ATH-Q64-WP ベルゼルガ

== ステージ ==
== ステージ ==
全10ステージからなり、それぞれ原作の話に準じたものとなる。
全10ステージからなり、それぞれ原作の話に準じたものとなる。
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*MISSON10 「疑惑」
*MISSON10 「疑惑」
:原作第14、15話
:原作第14、15話

== キャスト ==
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テレビオリジナルのキャスティングで登場する。
テレビオリジナルのキャスティングで登場する。
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*コニン [[キートン山田]]
*コニン [[キートン山田]]
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*カン・ユー [[広瀬正志]]

== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* [[講談社]] 覇王ゲームスペシャル 『装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編』完全攻略ガイド 1998年
*[[講談社]] 覇王ゲームスペシャル121 『装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編』完全攻略ガイド 1998年4月 ISBN 4063431215
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2023年6月24日 (土) 08:01時点における最新版

装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 PlayStation
開発元 タカラ
発売元 タカラ
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 1998年4月2日
テンプレートを表示

装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編』は、タカラ(現タカラトミー)が1998年4月2日に発売したPlayStation用ゲームソフト。

概要

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本作はサンライズテレビアニメ装甲騎兵ボトムズ』を題材にした3Dシューティングゲームである。タイトル通り、原作前半のウドクメンでのストーリーをベースにしている。

なお、初回限定として「DM(デュアルモデル)のスコープドッグ」が同梱された「レッドショルダーBOX」も発売された。

ゲームシステム

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ゲームは3Dシューティングアクションゲーム形式で、プレイヤーはキリコ・キュービィーとなってATを操作し、射撃武器と格闘武器を使いこなしてステージを進んでいく。ローラーダッシュとターンピックによる方向転換も再現されている。

スタート時のATの血液といえるPR(ポリマーリンゲル)液の配分が重要で、腕と脚の動作をする度にPR液を消費していく。そのPR液の劣化を抑えるためには、ある程度操作を抑えるか、腕と脚の動作数値を自身で調節する必要がある。

射撃武器は無制限(120発の弾数制限で、撃ち尽くすと強制的に弾薬を再装填する)の連発式のヘビーマシンガンのみだが、途中から弾数制限のあるサブウェポン(ミサイルポッド、バルカン砲、アームソリッドシューター、機銃、バルカン)が備わる。格闘モードでは通常打撃と、AT特有の打撃武器アームパンチが用いられる。アームパンチも同じく回数制限が付く。また、特殊攻撃でMD(ミッションディスク)によるものがあり、このMDによってPR液の消費が激しいものの、様々な攻撃をバリエーションに加えることができる。

ステージ開始にはビジュアルシーンでストーリーが流れた後に自機の装備を調え、クリア条件を確認してスタンバイするセッティングシーンがあり、セッティングを終えた後にステージを条件を満たしてクリアすることが目的となる。

自機の破損状況や、クリア時間によってランクがS、A、B、D、Eまでの5段階評定となる。

ミッションディスク

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特殊攻撃扱いとなるミッションディスクは全5種類となる。

ゲームをクリアしたセーブデーターでは、今まで手に入れたMDによる特殊攻撃をどのステージ(MISSON5を除く)でも使用できるようになっている。

キック
最初から持っているMD。キック攻撃を使うが殆ど役に立たない。
オールラウンドバースト
原作でもあったターンピックによって回転しながら周囲を無差別に銃撃する攻撃。
ウェポンセレクター
MISSON5でのRSC時のみで強制使用される。装備武器を変更。
ダブルアームパンチ
強力な打撃武器であるアームパンチを二連発で相手に叩き込む。
オートトラッキング
敵を発見すると、遠距離からでも自動的に相手を捉える非常に便利な攻撃方法だが、PRの消耗も激しい。

登場AT

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本作では操作できるATはスコープドッグとマーシィドッグ、そしてMISSON5でRSCを動かす以外は敵メカ、もしくは友軍として登場する。

但し、友軍ATはビジュアルでのみ登場し、援護してくれるというわけではない。

  • ATM-09-ST スコープドッグ
  • ATM-09-RSC スコープドッグレッドショルダーカスタム
  • ATM-09-WP マーシィドッグ
  • ATM-09-STC ストロングバックス
  • ATM-09-SSC パープルベアー
  • ATM-09-GC ブルーティッシュドッグ 
  • ATH-14-WP スタンディングタ-トル
  • ATH-14-WPC スナッピングタートル
  • ATH-06-WP ダイビングビートル
  • ATH-Q64-WP ベルゼルガ

ステージ

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全10ステージからなり、それぞれ原作の話に準じたものとなる。

  • MISSON1 「バトリング」
原作第4話
  • MISSON2 「終戦」
原作第1話
  • MISSON3 「襲撃」
原作第7話
  • MISSON4 「罠」
原作第8話
  • MISSON5 「レッドショルダー」
原作第10、11話
  • MISSON6 「逆襲」
原作第11話
  • MISSON7 「絆」
原作第12話
  • MISSON8 「脱出」
原作第12、13話
  • MISSON9 「アッセンブルEX-10」
原作第14話
  • MISSON10 「疑惑」
原作第14、15話

キャスト

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テレビオリジナルのキャスティングで登場する。

参考文献

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  • 講談社 覇王ゲームスペシャル121 『装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編』完全攻略ガイド 1998年4月 ISBN 4063431215