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『'''装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編'''』は、[[タカラ]](現[[タカラトミー]])が[[1998年]][[4月2日]]に発売した[[PlayStation (ゲーム機)| |
『'''装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編'''』は、[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]](現[[タカラトミー]])が[[1998年]][[4月2日]]に発売した[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]用ゲームソフト。 |
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== 概要 == |
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本作は[[サンライズ]]の[[テレビアニメ]]『[[装甲騎兵ボトムズ]]』を題材にした[[3D]][[シューティングゲーム]]である。タイトル通り、原作前半の[[ウド (装甲騎兵ボトムズ)|ウド]]と[[クメン王国|クメン]]でのストーリーをベースにしている。 |
本作は[[サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ]]の[[テレビアニメ]]『[[装甲騎兵ボトムズ]]』を題材にした[[3D]][[シューティングゲーム]]である。タイトル通り、原作前半の[[ウド (装甲騎兵ボトムズ)|ウド]]と[[クメン王国|クメン]]でのストーリーをベースにしている。 |
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なお、初回限定として「DM(デュアルモデル)の[[アーマードトルーパー#SCOOP DOG|スコープドッグ]]」同 |
なお、初回限定として「DM(デュアルモデル)の[[アーマードトルーパー#SCOOP DOG|スコープドッグ]]」が同梱された「'''レッドショルダーBOX'''」も発売された。 |
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== ゲームシステム == |
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スタート時のATの血液といえるPR(ポリマーリンゲル)液の配分が重要で、腕と脚の動作をする度にPR液を消費していく。そのPR液の劣化を抑えるためには、ある程度操作を抑えるか、腕と脚の動作数値を自身で調節する必要がある。 |
スタート時のATの血液といえるPR(ポリマーリンゲル)液の配分が重要で、腕と脚の動作をする度にPR液を消費していく。そのPR液の劣化を抑えるためには、ある程度操作を抑えるか、腕と脚の動作数値を自身で調節する必要がある。 |
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射撃武器は無制限(120発の弾数制限で、撃ち尽くすと強制的に弾薬を再装填する)の連発式のヘビーマシンガンのみだが、途中から弾数制限のあるサブウェポン(ミサイルポッド、バルカン砲、アームソリッドシューター、機銃、バルカン)が備わる。格闘モードでは通常打撃と、AT特有の打撃武器アームパンチが用いられる。アームパンチも同じく回数制限が付く。また、特殊攻撃でMD(ミッションディスク)によるものがあり、このMDによってPR液の消費が激しいものの、様々な攻撃をバリエーションに加えることが |
射撃武器は無制限(120発の弾数制限で、撃ち尽くすと強制的に弾薬を再装填する)の連発式のヘビーマシンガンのみだが、途中から弾数制限のあるサブウェポン(ミサイルポッド、バルカン砲、アームソリッドシューター、機銃、バルカン)が備わる。格闘モードでは通常打撃と、AT特有の打撃武器アームパンチが用いられる。アームパンチも同じく回数制限が付く。また、特殊攻撃でMD(ミッションディスク)によるものがあり、このMDによってPR液の消費が激しいものの、様々な攻撃をバリエーションに加えることができる。 |
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ステージ開始にはビジュアルシーンでストーリーが流れた後に自機の装備を調え、クリア条件を確認してスタンバイするセッティングシーンがあり、セッティングを終えた後にステージを条件を満たしてクリアする |
ステージ開始にはビジュアルシーンでストーリーが流れた後に自機の装備を調え、クリア条件を確認してスタンバイするセッティングシーンがあり、セッティングを終えた後にステージを条件を満たしてクリアすることが目的となる。 |
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自機の破損状況や、クリア時間によってランクがS、A、B、D、Eまでの5段階評定となる。 |
自機の破損状況や、クリア時間によってランクがS、A、B、D、Eまでの5段階評定となる。 |
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;オートトラッキング |
;オートトラッキング |
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:敵を発見すると、遠距離からでも自動的に相手を捉える非常に便利な攻撃方法だが、PRの消耗も激しい。 |
:敵を発見すると、遠距離からでも自動的に相手を捉える非常に便利な攻撃方法だが、PRの消耗も激しい。 |
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== 登場AT == |
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本作では操作 |
本作では操作できる[[アーマードトルーパー|AT]]はスコープドッグとマーシィドッグ、そしてMISSON5でRSCを動かす以外は敵メカ、もしくは友軍として登場する。 |
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但し、友軍ATはビジュアルでのみ登場し、援護してくれるという |
但し、友軍ATはビジュアルでのみ登場し、援護してくれるというわけではない。 |
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全10ステージからなり、それぞれ原作の話に準じたものとなる。 |
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:原作第14、15話 |
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テレビオリジナルのキャスティングで登場する。 |
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*カン・ユー [[広瀬正志]] |
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== 参考文献 == |
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*[[講談社]] 覇王ゲームスペシャル121 『装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編』完全攻略ガイド 1998年4月 ISBN 4063431215 |
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2023年6月24日 (土) 08:01時点における最新版
ジャンル | シューティングゲーム |
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対応機種 | PlayStation |
開発元 | タカラ |
発売元 | タカラ |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM |
発売日 | 1998年4月2日 |
『装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編』は、タカラ(現タカラトミー)が1998年4月2日に発売したPlayStation用ゲームソフト。
概要
[編集]本作はサンライズのテレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』を題材にした3Dシューティングゲームである。タイトル通り、原作前半のウドとクメンでのストーリーをベースにしている。
なお、初回限定として「DM(デュアルモデル)のスコープドッグ」が同梱された「レッドショルダーBOX」も発売された。
ゲームシステム
[編集]ゲームは3Dシューティングアクションゲーム形式で、プレイヤーはキリコ・キュービィーとなってATを操作し、射撃武器と格闘武器を使いこなしてステージを進んでいく。ローラーダッシュとターンピックによる方向転換も再現されている。
スタート時のATの血液といえるPR(ポリマーリンゲル)液の配分が重要で、腕と脚の動作をする度にPR液を消費していく。そのPR液の劣化を抑えるためには、ある程度操作を抑えるか、腕と脚の動作数値を自身で調節する必要がある。
射撃武器は無制限(120発の弾数制限で、撃ち尽くすと強制的に弾薬を再装填する)の連発式のヘビーマシンガンのみだが、途中から弾数制限のあるサブウェポン(ミサイルポッド、バルカン砲、アームソリッドシューター、機銃、バルカン)が備わる。格闘モードでは通常打撃と、AT特有の打撃武器アームパンチが用いられる。アームパンチも同じく回数制限が付く。また、特殊攻撃でMD(ミッションディスク)によるものがあり、このMDによってPR液の消費が激しいものの、様々な攻撃をバリエーションに加えることができる。
ステージ開始にはビジュアルシーンでストーリーが流れた後に自機の装備を調え、クリア条件を確認してスタンバイするセッティングシーンがあり、セッティングを終えた後にステージを条件を満たしてクリアすることが目的となる。
自機の破損状況や、クリア時間によってランクがS、A、B、D、Eまでの5段階評定となる。
ミッションディスク
[編集]特殊攻撃扱いとなるミッションディスクは全5種類となる。
ゲームをクリアしたセーブデーターでは、今まで手に入れたMDによる特殊攻撃をどのステージ(MISSON5を除く)でも使用できるようになっている。
- キック
- 最初から持っているMD。キック攻撃を使うが殆ど役に立たない。
- オールラウンドバースト
- 原作でもあったターンピックによって回転しながら周囲を無差別に銃撃する攻撃。
- ウェポンセレクター
- MISSON5でのRSC時のみで強制使用される。装備武器を変更。
- ダブルアームパンチ
- 強力な打撃武器であるアームパンチを二連発で相手に叩き込む。
- オートトラッキング
- 敵を発見すると、遠距離からでも自動的に相手を捉える非常に便利な攻撃方法だが、PRの消耗も激しい。
登場AT
[編集]本作では操作できるATはスコープドッグとマーシィドッグ、そしてMISSON5でRSCを動かす以外は敵メカ、もしくは友軍として登場する。
但し、友軍ATはビジュアルでのみ登場し、援護してくれるというわけではない。
- ATM-09-ST スコープドッグ
- ATM-09-RSC スコープドッグレッドショルダーカスタム
- ATM-09-WP マーシィドッグ
- ATM-09-STC ストロングバックス
- ATM-09-SSC パープルベアー
- ATM-09-GC ブルーティッシュドッグ
- ATH-14-WP スタンディングタ-トル
- ATH-14-WPC スナッピングタートル
- ATH-06-WP ダイビングビートル
- ATH-Q64-WP ベルゼルガ
ステージ
[編集]全10ステージからなり、それぞれ原作の話に準じたものとなる。
- MISSON1 「バトリング」
- 原作第4話
- MISSON2 「終戦」
- 原作第1話
- MISSON3 「襲撃」
- 原作第7話
- MISSON4 「罠」
- 原作第8話
- MISSON5 「レッドショルダー」
- 原作第10、11話
- MISSON6 「逆襲」
- 原作第11話
- MISSON7 「絆」
- 原作第12話
- MISSON8 「脱出」
- 原作第12、13話
- MISSON9 「アッセンブルEX-10」
- 原作第14話
- MISSON10 「疑惑」
- 原作第14、15話
キャスト
[編集]テレビオリジナルのキャスティングで登場する。
参考文献
[編集]- 講談社 覇王ゲームスペシャル121 『装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編』完全攻略ガイド 1998年4月 ISBN 4063431215