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「フ」の発音と異なり、フを発音するかしないか([[内破音]])程度の息が漏れる場合に使用され、音節最後の「h」または「f」の発音となる。アイヌ語の場合は「閉音節の音節末子音h」となる。
「フ」の発音と異なり、フを発音するかしないか([[内破音]])程度の息が漏れる場合に使用され、音節最後の「h」または「f」の発音となる。アイヌ語の場合は「閉音節の音節末子音h」となる。
また前の音が[[う段]]の音でhの音が続く場合にも用いられる。
また前の音が[[う段]]の音でhの音が続く場合にも用いられる。


== {{JIS2004フォント|ㇷ}} に関わる諸事項 ==
== {{JIS2004フォント|ㇷ}}に関わる諸事項 ==
* アイヌ語に対応する目的で、JIS X 0213で追加された仮名の一つである。
* アイヌ語に対応する目的で、JIS X 0213で追加された仮名の一つである。
* 同様にアイヌ語で使用される{{JIS2004フォント|[[小書きプ|ㇷ゚]]}}との関係はない。
* 同様にアイヌ語で使用される{{JIS2004フォント|[[ㇷ゚]]}}との関係はない。
* [[1923年]]に[[バーナム・クース・スティックニー]]により作られたキーボード配列の[[カナタイプ]]にはこの文字が含まれている。
* [[1923年]]に[[バーナム・クース・スティックニー]]により作られたキーボード配列の[[カナタイプ]]にはこの文字が含まれている。
[[ファイル:Underwood 4-bank keyboard for Japanese katakana.png|320px|アメリカ合衆国特許第1549622号のキー配列]]
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[[Category:仮名文字|は]]
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[[Category:アイヌ語|ふ]]
[[Category:アイヌ語|ふ]]
[[Category:小書き片仮名]]

2023年2月2日 (木) 16:13時点における最新版

平仮名
文字
片仮名
文字
字源 フの小書き
JIS X 0213 1-6-85
Unicode U+31F7
言語
言語 ain
ローマ字
アイヌ語 xhu
発音
種別

」は小書き片仮名の「」であり、アイヌ語で使用される仮名のひとつである。前の音と組み合わせ1モーラを形成する。通常は日本語では使用されない。

「フ」の発音と異なり、フを発音するかしないか(内破音)程度の息が漏れる場合に使用され、音節最後の「h」または「f」の発音となる。アイヌ語の場合は「閉音節の音節末子音h」となる。 また前の音がう段の音でhの音が続く場合にも用いられる。

に関わる諸事項

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アメリカ合衆国特許第1549622号のキー配列

関連項目

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