「じょうてつ」の版間の差分
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==外部リンク== |
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2007年7月6日 (金) 18:23時点における版
株式会社じょうてつ(かぶしきがいしゃじょうてつ)は、かつて定山渓鉄道の運営会社として設立され、現在は主に札幌圏で乗合バス事業や不動産事業を営む、北海道における東急グループの中核企業である。
会社概要
路線
平岸・澄川・真駒内地区を中心とした市内バス路線と、国道230号(石山通)経由の定山渓線など郊外線を運行している。なお一部の市内線も国道230号を経由するが、市内線(南54・南55・南64)は郊外線(7・8)よりも停車する停留所が多い。
市内線はかつて、札幌市営地下鉄開通を前にじょうてつから札幌市交通局(札幌市営バス)に移管されていた。しかし札幌市交通局のバス事業からの撤退に伴い、札幌市営バス藻岩営業所の路線の大半はじょうてつがその受け皿となった[1]。これにより札幌市南部地域のバス路線は、一部の路線を除いてその大半を再びじょうてつが担当することとなった。
以前は道南バスと洞爺湖温泉に相互乗り入れしていたが、2004年12月1日のダイヤ改正で撤退、全便を道南バスに譲渡した。
川沿営業所担当路線
番号 | 路線名 | 起 点 | - | 経 由 | - | 終 点 |
---|---|---|---|---|---|---|
※特急は土休日の2本のみ運行。小金湯~すすきの間無停車。 | ||||||
※2005年4月1日、豊橋環状線(定山渓~豊平峡温泉~定山渓)を札幌駅前まで延長する形で新設。 | ||||||
国立札幌南病院 |
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※石山六区発便は、朝に1本のみ運行。 | ||||||
※2005年4月1日、豊橋環状線(定山渓~豊平峡温泉~定山渓)を札幌駅前まで延長する形で新設。 | ||||||
※12系統の定山渓発着便は、錦橋付近の経路が7・8系統と異なる(旧道経由となる)。 | ||||||
※2000年4月1日、札幌市営バス藻岩営業所から路線を譲受し開設。 | ||||||
(川沿おでかけバス) |
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※川沿1条1丁目・藻岩高校前発着でのみ利用可能。 2004年9月1日より試験運行開始、2006年4月1日より正式路線として本格運行開始。 | ||||||
※冬季限定運行、北海道中央バス[2]と共同運行 | ||||||
※冬季限定運行、(時期不明)札幌都心部発着系統を廃止 | ||||||
※大規模イベント開催時に運行 |
藻岩営業所担当路線
すべて、2003年に札幌市営バスから譲り受けた路線である。
「真駒内本町」は、藻岩営業所の最寄り停留所である。
番号 | 路線名 | 起 点 | - | 経 由 | - | 終 点 |
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西11丁目駅前 |
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学園前駅 平岸駅前 |
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川沿10条2丁目 |
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(急行)藻南橋 |
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川沿10条2丁目 北海道東海大学前 中の沢入口 川沿1条1丁目 |
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※大規模イベント開催時に運行 |
- ^ 一部の路線は北海道中央バス(南郷営業所、のち西岡営業所)に移管されている。
- ^ 北海道中央バス担当便は札幌第一観光バスの車両・乗務員で運行
- ^ 札幌都心部行きは大通西4、真駒内行きは北1西4に停車する。
車両
道内のバス事業者では珍しく前後扉の車両を導入してきたが、1998年後期以降、前中(ワイドドア)扉の車両に変更されている。勾配が多い、長距離を走る、混雑が激しい区間がある、という関係から、長尺(11m級)・高出力エンジン・エアサス車を導入している。また、2000・03年の札幌市営バス路線移譲に伴い、元市営バスの車両が大量に移籍した(ただし2006年現在、1989年までの車両は全廃され、1990年導入車も新車との交代等でほとんどが廃車されている)。
なお、同社に納入された平成11年排出ガス規制(KL-)適合の三菱ふそうエアロスターには、本来カタログ設定にない(ワンステップ車で市販モデルとしての設定はホイールベース4.8mと5.3mのみ)ホイールベース6mのワンステップ車(MP35JP改)が存在している。
沿革
- 1915年12月20日 - 定山渓鐡道株式会社設立。
- 1918年10月17日 - 定山渓鉄道(白石~定山渓)開業。
- 1932年5月8日 - 札幌駅~定山渓~豊平峡間乗合バス開業。
- 1941年2月1日 - バス事業休止。
- 1948年5月15日 - 札幌駅~定山渓~薄別間乗合バス事業復活。
- 1957年12月7日 - 東京急行電鉄が定山渓鐡道の筆頭株主となり、東急傘下に入る。
- 1969年10月31日 - 定山渓鉄道全線廃止(東札幌~定山渓)。
- 1972年5月1日 - 札幌市内バス9路線(南区中心)ならびに真駒内自動車営業所を札幌市交通局に譲渡。
- 1973年5月31日 - 定山渓鐡道株式会社から株式会社じょうてつへ社名変更。
- 1974年4月24日 - 洞爺湖線ワンマン化。
- 1976年3月27日 - 定期観光バスの運行を開始。
- 1978年10月20日 - 札幌国際スキー場直行便、運行開始。
- 1982年5月1日 - 定山渓線ワンマン化。
- 1983年 - 自動車部事業所を現在地(川沿)へ移転(以前は真駒内の北海道警察学校の近くにあった)。
- 1995年 - 豊羽鉱山線(定山渓~豊羽元山)廃止。
- 1997年4月1日 - 共通ウィズユーカード使用開始。
- 2000年4月1日 - 札幌市交通局の市営バス事業撤退の一環として、藻岩線(札幌駅前・豊水すすきの駅前~硬石山間)、定山渓線(真駒内駅前~定山渓間)を先行譲受。
- 2000年11月1日 - タクシー子会社の定鉄観光を第一交通産業(福岡県北九州市)へ売却。
- 2001年3月31日 - 観光貸切バス事業から撤退。
- 2003年4月1日 - 札幌市営バス廃止に伴い札幌市交通局藻岩自動車営業所ならびに同営業所所属9路線を譲受。
- 2004年12月1日 - 洞爺湖線廃止、道南バスに移譲。
- 2005年4月1日 - 豊橋環状線廃止。札幌駅前~豊平峡温泉直通線を新設。
- 2006年12月1日 - (7)・(12)系統の「藤野4条5丁目」発着便が路線延長により、「藤野4条11丁目」まで延長。
グループ会社
- 定鉄興業株式会社
- ニッポンレンタカー北海道株式会社
- 株式会社じょうてつサービス - 平成19年4月より石狩市(浜益区内)のスクールバスを運行。
- 札幌東急リフォーム株式会社
- 株式会社じょうてつケアサービス
関連項目
外部リンク
- じょうてつ
- Sapporo ekibus navi(札幌市内の交通機関情報)