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近世から近代の日本で使用されており、[[接続助詞]]や[[終助詞]]の「とも」の意味で使用される。
近世から近代の日本で使用されており、[[接続助詞]]や[[終助詞]]の「とも」の意味で使用される。


濁点をつけた「𪜈゙」もあり、「ども」と発音する。173832。「〜𪜈゙」となる。先の音が[[濁音]]化し、「とも゙」ではないので注意が必要である。
右上に濁点をつけた「𪜈゙」もあり、「ども」と発音する。[[接続助詞]]の「ども」の意味で使用される。「〜𪜈゙」となる。先の音が[[濁音]]化し、「とも゙」ではないので注意が必要である。


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== 使用例 ==
== 使用例 ==

2011年11月24日 (木) 15:05時点における版

平仮名
文字
片仮名
文字
𪜈
字源 トモの合字
Unicode U+2A708
言語
言語 ja
ローマ字
発音
IPA koto
種別

𪜈(U+2A708)は、片仮名「」と片仮名「」を組み合わせた(合字片仮名合略仮名)のひとつ。「とも」と発音される。

近世から近代の日本で使用されており、接続助詞終助詞の「とも」の意味で使用される。

右上に濁点をつけた「𪜈゙」もあり、「ども」と発音する。接続助詞の「ども」の意味で使用される。「〜𪜈゙」となる。先の音が濁音化し、「とも゙」ではないので注意が必要である。

使用例

「旅客手迴リ荷物其外所持ノ品タリ𪜈總テ之カ爲ニ別段ニ賃金ヲ拂ヒ其受取證書ヲ取置カサレハ若シ紛失毀損等アル𪜈政府ニ於テ關係セサルヘシタトヒ賃金ヲ拂ヒ證書ヲ取置𪜈其毀損紛失等ヲ償フハ只旅客自用衣服ノミニ止リ且償金モ五十圓ニ過ルヿナシ」『鐵道略則』(明治五年五月四日太政官布告第百四十六号)[1]

Unicodeに関わる諸事項

  • Unicodeでは、追加されたが、仮名にも関わらずCJK unified ideograph(CJK統合漢字)に含まれてしまった。

符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
𪜈 U+2A708 - 𪜈
𪜈
トモ

関連項目

参考文献

脚注

  1. ^ 鐵道略則