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[[ニューヨーク]]・[[マンハッタン]]生まれ。[[1978年]]のデビュー曲「風のシルエット(What You Won't Do for Love)」がヒットし、当時流行していたAORの新星として脚光を浴びる。洗練された音の世界を持ちつつも、多くの初期AORシンガーのようにボーカルスタイルは[[リズム・アンド・ブルース|R&B]]色が濃く、[[ブルー・アイド・ソウル]]の歌手として分類されることもある。また作曲家として[[ボズ・スキャッグス]]に「ハート・オブ・マイン(Heart of Mine)」、[[ピーター・セテラ]]に「ネクスト・タイム(Next Time I Fall)」、「ステイ・ウィズ・ミー([[ステイ・ウィズ・ミー|STAY WITH ME]] - 邦題:ステイ・ウィズ・ミー song for KA・GU・YA・姫)」(映画『[[竹取物語 (1987年の映画)|竹取物語]]』主題歌)などのヒット曲を提供(いずれも後にセルフカバー)している。
[[ニューヨーク]]・[[マンハッタン]]生まれ。[[1978年]]のデビュー曲「風のシルエット(What You Won't Do for Love)」がヒットし、当時流行していたAORの新星として脚光を浴びる。洗練された音の世界を持ちつつも、多くの初期AORシンガーのようにボーカルスタイルは[[リズム・アンド・ブルース|R&B]]色が濃く、[[ブルー・アイド・ソウル]]の歌手として分類されることもある。また作曲家として[[ボズ・スキャッグス]]に「ハート・オブ・マイン(Heart of Mine)」、[[ピーター・セテラ]]に「ネクスト・タイム(Next Time I Fall)」、「ステイ・ウィズ・ミー([[ステイ・ウィズ・ミー|STAY WITH ME]] - 邦題:ステイ・ウィズ・ミー song for KA・GU・YA・姫)」(映画『[[竹取物語 (1987年の映画)|竹取物語]]』主題歌)などのヒット曲を提供(いずれも後にセルフカバー)している。


1980年に彼が所属していた[[:en:TK Records|TK Records]]が倒産し、本国ではプロモーション活動がままならなかった影響か、[[1980年代]]以降はアメリカでは振るわずも、日本では非常に人気が高く、AOR界では[[クリストファー・クロス]]やボズ・スキャッグスと並び立つ存在。1990年代にオンエアされたニューヨークの夜景をバックに「Stay with Me」「Heart of Mine」「Come to Me」が流れる[[パーラメント (たばこ)|パーラメント]](たばこ)のCMは、彼のイメージを象徴する一作でもある。
1980年に彼が所属していた[[:en:TK Records|TK Records]]が倒産し、本国ではプロモーション活動がままならなかった影響か、[[1980年代]]以降はアメリカでは振るわずも、日本では非常に人気が高く、AOR界では[[クリストファー・クロス]]やボズ・スキャッグスと並び立つ存在。1990年代にオンエアされたニューヨークの夜景をバックに「Stay with Me」「Heart of Mine」「Come to Me」が流れる[[パーラメント (たばこ)|パーラメント]](たばこ)のCMは、彼のイメージを象徴する一作でもある。2015年にはシカゴの「サタデイ・イン・ザ・パーク(''Saturday In The Park'')」をカバーしている。


== ディスコグラフィ ==
== ディスコグラフィ ==

2016年5月28日 (土) 15:10時点における版

ボビー・コールドウェル
Bobby Caldwell
基本情報
生誕 (1951-08-15) 1951年8月15日(72歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク
ジャンル ブルー・アイド・ソウル
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ギターキーボード
活動期間 1978年 - 現在
公式サイト BOBBYCALDWELL.COM

ボビー・コールドウェルBobby Caldwell1951年8月15日 - )は、アメリカミュージシャン1970年代から1980年代にかけて流行したAORサウンドを代表するシンガーの一人。

ニューヨークマンハッタン生まれ。1978年のデビュー曲「風のシルエット(What You Won't Do for Love)」がヒットし、当時流行していたAORの新星として脚光を浴びる。洗練された音の世界を持ちつつも、多くの初期AORシンガーのようにボーカルスタイルはR&B色が濃く、ブルー・アイド・ソウルの歌手として分類されることもある。また作曲家としてボズ・スキャッグスに「ハート・オブ・マイン(Heart of Mine)」、ピーター・セテラに「ネクスト・タイム(Next Time I Fall)」、「ステイ・ウィズ・ミー(STAY WITH ME - 邦題:ステイ・ウィズ・ミー song for KA・GU・YA・姫)」(映画『竹取物語』主題歌)などのヒット曲を提供(いずれも後にセルフカバー)している。

1980年に彼が所属していたTK Recordsが倒産し、本国ではプロモーション活動がままならなかった影響か、1980年代以降はアメリカでは振るわずも、日本では非常に人気が高く、AOR界ではクリストファー・クロスやボズ・スキャッグスと並び立つ存在。1990年代にオンエアされたニューヨークの夜景をバックに「Stay with Me」「Heart of Mine」「Come to Me」が流れるパーラメント(たばこ)のCMは、彼のイメージを象徴する一作でもある。2015年にはシカゴの「サタデイ・イン・ザ・パーク(Saturday In The Park)」をカバーしている。

ディスコグラフィ

  • What You Won't Do for Love (1978)
  • Cat in the Hat (1980)
  • Carry On (1982)
  • August Moon (1984)
  • Heart of Mine (1988)
  • Stuck on You (1991) 国内盤ではSolid Ground
  • Where is Love (1993)
  • Soul Survivor (1995)
  • Blue Condition (1996)
  • Timeline: The Anthology (1998)
  • Come Rain or Come Shine (1999)
  • Time and Again: The Anthology Part 2 (2001)
  • Perfect Island Nights (2005)
  • Live at the Blue Note Tokyo(2007)
  • The Consummate Caldwell(2010)
  • House of Cards(2012)
  • After Dark(2014)
  • Saturday In The Park(2015) 配信限定
  • Cool Uncle with Jack Splash(2015)

関連項目

コールドウェルのバックミュージシャンとして活躍したサックスプレイヤー。

外部リンク