コンテンツにスキップ

「マルコシアス」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
波定(会話 | 投稿記録)
古い出典にたどれるものを残しました
編集の要約なし
11行目: 11行目:
{{ソロモン72柱}}
{{ソロモン72柱}}


[[Category:ソロモン72柱|まるこしあす]]
{{DEFAULTSORT:まるこしあす}}
[[Category:堕天使]]
[[Category:ソロモン72柱]]


[[en:Marchosias]]
[[en:Marchosias]]

2008年5月18日 (日) 04:08時点における版

マルコシアスMarchosias またはマルコキアスMarchocias))は、悪魔学によるとソロモン72柱の魔神の1柱で、30の軍団を指揮する地獄の大いなる侯爵である。 『ゴエティア』では35番目に、『悪魔の偽王国』では30番目に記載されている。

『ゴエティア』によるとグリフィンの翼と蛇の尾を持ち、口からは炎を吹く狼の姿で現われ、召喚者の命令によって人間の姿になるという。強力な戦士であり、全ての疑問に正しい回答をする。また、取引をする召喚者に対してとても誠実である。

元は主天使であり、かつて主人だったソロモン王に1200年後に第七の玉座に戻りたかった、と話した事が『ゴエティア』には記述されている。『悪魔の偽王国』でも同様の記述があり、彼がこの願望に惑わされた、という記述があるがソロモン王に話したとは書かれていない。

名前は俗ラテン語で侯爵を意味する"marchio"に由来する。