マークII手榴弾
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マークII手榴弾(-つーてりゅうだん)は、パイナップル爆弾とも呼ばれる手榴弾。手榴弾は一般的にグレネードと呼ばれることが多いが、この種類はパイナップルに形状が似ている事からその愛称が付いた。 アメリカが主に使用し爆発時の破片の大きさを調整するために外側を凸凹にしたが実際には効果がなかった。
指定火薬はTNTだったが、供給不足になり、ニトロスターチ化合物が多く使われていた。爆発有効範囲は5~10ヤードほどだったが、記録によると50ヤード先に居た人を殺傷する力を持っていた。 投擲距離は大体30~40ヤードなので、うまく使えばそれなりに有効な武器である。ヨーロッパで主に使われていた手榴弾は白燐手榴弾が主であった。この手榴弾は戦車の陣地を破壊するのに用いられた。
ベトナム戦争まで使用されていたが、現在では後継のM67が米軍では主流となっている。
登場作品
キノの旅 ティーがこの手榴弾がモデルと思われる手榴弾を使用。「学園キノ」では明記されている。