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{{Cite book |和書 |author=安田寿明|authorlink=安田寿明 |title=マイコンピュータをつかう―周辺機器と活用の実際 |publisher=[[講談社]] |series=ブルーバックス |year=1978}}</ref> - [[パーソナルコンピュータ|個人用コンピュータ]]を指す、1970年代の和製英語。{{Efn|日本人は、1970年代や80年代は、「個人用の」という意味で「マイ○○」という和製英語を頻繁に使った。たとえば英語でprivately owned car(個人所有の車)と呼ぶものを、日本では1960年代から和製英語で「マイカー」と呼んだ。[https://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%BC-386184]。}}
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* [[月刊マイコン]] - [[電波新聞社]]が1977年にマイクロコンピュータ雑誌として創刊した雑誌で、しばらくするうちに[[パソコン雑誌]]となり、1995年4月に廃刊となったもの。
* [[月刊マイコン]] - [[電波新聞社]]が1977年にマイクロコンピュータ雑誌として創刊した雑誌で、しばらくするうちに[[パソコン雑誌]]となり、1995年4月に廃刊となったもの。
* [[マイクロコントローラ]](MCU) - の和製の略語。マイクロプロセッサに実装されたコントローラ(制御装置)であり、CPUだけでなく主メモリやI/Oも内蔵し、このプロセッサ単体だけで[[コンピュータ]]システムとして機能し、主に[[組み込みシステム]]に使われる。少なくとも2000年代以降に日本の技術者が「マイコン」と言う場合こちらを指すことが一般的。ただし、いずれにせよ略語で「マイコン」というのは和製英語であり、英語話者相手なら'''[[マイクロコントローラ|MCU]]'''(エム・シー・ユー:Micro Controller Unit)と略さないと通じない<ref>他にはパーソナルコンピューターの略を、日本ではパソコンというが英語ではPC(Personal Computer)と略しないと通じない。</ref>。
* [[マイクロコントローラ]](MCU) - の和製の略語。マイクロプロセッサに実装されたコントローラ(制御装置)であり、CPUだけでなく主メモリやI/Oも内蔵し、このプロセッサ単体だけで[[コンピュータ]]システムとして機能し、主に[[組み込みシステム]]に使われる。少なくとも2000年代以降に日本の技術者が「マイコン」と言う場合こちらを指すことが一般的。ただし、いずれにせよ略語で「マイコン」というのは和製英語であり、英語話者相手なら'''[[マイクロコントローラ|MCU]]'''(エム・シー・ユー:Micro Controller Unit)と略さないと通じない<ref>他にはパーソナルコンピューターの略を、日本ではパソコンというが英語ではPC(Personal Computer)と略しないと通じない。</ref>。
; 人物名
; 人物名
* [[マイコン・ダグラス・シセナンド]] - ブラジル出身で、[[アヴァイFC]]所属のサッカー選手。
* [[マイコン・ダグラス・シセナンド]] - ブラジル出身で、[[アヴァイFC]]所属のサッカー選手。

2024年7月5日 (金) 07:29時点における最新版

マイコン

コンピュータ関係の略語
  • マイクロコンピュータ - もともと大型コンピュータやミニコンよりも小さなコンピュータという意味を込めた概念・呼称で、現在パーソナルコンピュータと呼ばれているものの1970年代後半ころの形態。ただしマイクロコンピュータをマイコンと略すのは日本でしか通じない表現であり、英語では通じない。英語では略さずそのまま「マイクロコンピュータ microcomputer」と呼ぶ。
  • 月刊マイコン - 電波新聞社が1977年にマイクロコンピュータ雑誌として創刊した雑誌で、しばらくするうちにパソコン雑誌となり、1995年4月に廃刊となったもの。
  • マイクロコントローラ(MCU) - の和製の略語。マイクロプロセッサに実装されたコントローラ(制御装置)であり、CPUだけでなく主メモリやI/Oも内蔵し、このプロセッサ単体だけでコンピュータシステムとして機能し、主に組み込みシステムに使われる。少なくとも2000年代以降に日本の技術者が「マイコン」と言う場合こちらを指すことが一般的。ただし、いずれにせよ略語で「マイコン」というのは和製英語であり、英語話者相手ならMCU(エム・シー・ユー:Micro Controller Unit)と略さないと通じない[2]
人物名
その他

脚注[編集]

  1. ^ 日本人は、1970年代や80年代は、「個人用の」という意味で「マイ○○」という和製英語を頻繁に使った。たとえば英語でprivately owned car(個人所有の車)と呼ぶものを、日本では1960年代から和製英語で「マイカー」と呼んだ。[1]

出典[編集]

  1. ^ 安田寿明『マイ・コンピュータ入門―コンピュータはあなたにもつくれる』講談社〈ブルーバックス〉、1977年。  - 個人用のコンピュータという意味の和製英語。 安田寿明『マイ・コンピュータをつくる―組み立てのテクニック』講談社〈ブルーバックス〉、1977年。 
    安田寿明『マイコンピュータをつかう―周辺機器と活用の実際』講談社〈ブルーバックス〉、1978年。 
  2. ^ 他にはパーソナルコンピューターの略を、日本ではパソコンというが英語圏ではPC(Personal Computer)と略しないと通じない。
  3. ^ [2]