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パスポート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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パスポートとは一般に身分を証明する文書ないしはカード類。狭義の意味としては、外国に渡航する者の国籍およびその他身分に関する事項を証明し、外国官憲に保護を依頼する公文書。旅券(りょけん)。

一般に外国に出入国する際に必要となるが、場合によっては単なる身分証明やノベルティとして使われる身分証明書などを「パスポート」と呼称することも多い。例えば、学生証社員証組合員証運転免許証プレスパスなど写真・住所・氏名・年齢など本人を特定できる必要最小限の情報を記載している身分証明書やIDカードが場合によってはパスポートの役割を果たすこともある。

他にも実在しない国が発行した体裁を取る身分証明書としてカモフラージュ・パスポートが、幾つかの民間エージェントを介して提供されている。また、民間組織であるWorld Service Authorityが、国連人権宣言に基づき所有者の人権を保護するWSAパスポートを発行しており、(所有者の事情に応じて)ビザの発行などが認められることもある。国によっては外交官の資格を比較的容易に手に入れることも可能であり、これを既述のものと併せてセカンド・パスポートと呼称する。

日本のパスポート

日本のパスポート(旅券)の有効期限は、5年間。
1995年平成7年)11月の法改正により、10年間の有効期限の旅券も発行されている。

1878年2月20日に法令上「海外旅券規則」ではじめて旅券という言葉が使われた。

2月20日、旅券の日 1998年120年を記念して制定。