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「リゾートしらかみ」の版間の差分

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* 蜃気楼ダイヤとはリゾートしらかみが、夏期間(4月~11月頃、その年によって違う)にあきた白神駅、十二湖駅、ウェスパ椿山駅、深浦駅の各駅で下車し、観光後、再び同じ駅に戻って、同じ列車を利用できるダイヤを作っている。
* 蜃気楼ダイヤとはリゾートしらかみが、夏期間(4月~11月頃、その年によって違う)にあきた白神駅、十二湖駅、ウェスパ椿山駅、深浦駅の各駅で下車し、観光後、再び同じ駅に戻って、同じ列車を利用できるダイヤを作っている。
: あきた白神駅は、折返しの岩館駅まで専用送迎車に乗って向かう。
: あきた白神駅は、折返しの岩館駅まで専用送迎車に乗って向かう。
: [[不老ふ死温泉]]や[[みちのく温泉]]へ行く場合、ウェスパ椿山駅から旅館の無料送迎バスが利用できる。
: [[黄金崎不老不死温泉|不老ふ死温泉]]や[[みちのく温泉]]へ行く場合、ウェスパ椿山駅から旅館の無料送迎バスが利用できる。
:無理をして途中下車しなくとも、車内でいることもできるが、五能線区間のリゾートしらかみの最高[[速度]]は50km/hだが、深浦駅~岩館駅間(蜃気楼ダイヤ回送時)は、最高速度70km/h・カーブでも55~60km/hで走行する。
:無理をして途中下車しなくとも、車内でいることもできるが、五能線区間のリゾートしらかみの最高[[速度]]は50km/hだが、深浦駅~岩館駅間(蜃気楼ダイヤ回送時)は、最高速度70km/h・カーブでも55~60km/hで走行する。
*スタート当初は[[艫作駅]]に止まっていたが、「ウェスパ椿山駅」の開業により通過するようになった。
*スタート当初は[[艫作駅]]に止まっていたが、「ウェスパ椿山駅」の開業により通過するようになった。

2005年9月28日 (水) 03:22時点における版

リゾートしらかみとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が秋田駅 - 弘前駅青森駅間を奥羽本線五能線経由で運行する臨時快速列車の名称。及び、それに供される車両群。但し、本稿では列車についてを記載する。

リゾートしらかみ青池編成 秋田~土崎間
ファイル:Kiha 48 sirakami 1.jpg
リゾートしらかみ橅(ブナ)編成 (2004年3月7日撮影:品川駅にて)

沿革

  • 1988年秋田駅東能代駅弘前駅間を観光列車として、客車を改修して「ノスタルジックビュートレイン」を運行開始。
    設定当時より、定期列車のダイヤを利用して運行された。
    • 各駅停車に関しては、東能代駅発。快速列車に関しては秋田駅発。
一時は、冬季間も塩化ビニール製の透明のシートで、展望部分を覆うものの、海からの強風には勝てず、終了する。
  • 1996年、「ノスタルジックビュートレイン」運行終了。
  • 1997年秋田新幹線開業に伴い、眺望気動車による「リゾートしらかみ」に変更。当時は、「青池」編成のみ。また、秋田駅発10:00、弘前駅着14:23(冬季)、15:52着(夏季)。折返しの上りが、弘前発16:07発、秋田着19:59で運行。
  • 2003年東北新幹線八戸駅開業に伴い、運行本数を2往復に増やす為、「橅(ブナ)」編成を登場。

停車駅

()内は運転停車駅。

リゾートしらかみ1・2号

秋田駅 - 追分駅 - 八郎潟駅 - 東能代駅 - 能代駅 - あきた白神駅 - (岩館駅) - 十二湖駅 - ウェスパ椿山駅 - 深浦駅 - (北金ヶ沢駅) - 鰺ヶ沢駅 - 陸奥森田駅 - 木造駅 - 五所川原駅 - 陸奥鶴田駅 - 板柳駅 - 川部駅 - 弘前駅 - 青森駅

リゾートしらかみ3号(4~11月)

<>内は蜃気楼ダイヤ停車駅

秋田駅 - 追分駅 - 八郎潟駅 - 東能代駅 - 能代駅 - あきた白神駅 - (岩館駅) - 十二湖駅 - ウェスパ椿山駅 - 深浦駅 <- 岩館駅 - 十二湖駅 - ウェスパ椿山駅 - 深浦駅>- 千畳敷駅 - (北金ヶ沢駅) - 鰺ヶ沢駅 - 陸奥森田駅 - 木造駅 - 五所川原駅 - 陸奥鶴田駅 - 板柳駅 - 川部駅 - 弘前駅

リゾートしらかみ3号(10月~3月の一部)

秋田駅 - 追分駅 - 八郎潟駅 - 東能代駅 - 能代駅 - あきた白神駅 - (岩館駅) - 十二湖駅 - ウェスパ椿山駅 - 深浦駅 - (北金ヶ沢駅) - 鰺ヶ沢駅 - 陸奥森田駅 - 木造駅 - 五所川原駅 - 陸奥鶴田駅 - 板柳駅 - 川部駅 - 弘前駅

リゾートしらかみ4号

弘前駅 - 川部駅 - 板柳駅 - 陸奥鶴田駅 - 五所川原駅 - 木造駅 - 陸奥森田駅 - 鰺ヶ沢駅 - (北金ヶ沢駅) - 深浦駅 - ウェスパ椿山駅 - 十二湖駅 - (岩館駅) - あきた白神駅 - 能代駅 - 東能代駅 - 八郎潟駅 - 追分駅 - 秋田駅

運行概況

  • 蜃気楼ダイヤとはリゾートしらかみが、夏期間(4月~11月頃、その年によって違う)にあきた白神駅、十二湖駅、ウェスパ椿山駅、深浦駅の各駅で下車し、観光後、再び同じ駅に戻って、同じ列車を利用できるダイヤを作っている。
あきた白神駅は、折返しの岩館駅まで専用送迎車に乗って向かう。
不老ふ死温泉みちのく温泉へ行く場合、ウェスパ椿山駅から旅館の無料送迎バスが利用できる。
無理をして途中下車しなくとも、車内でいることもできるが、五能線区間のリゾートしらかみの最高速度は50km/hだが、深浦駅~岩館駅間(蜃気楼ダイヤ回送時)は、最高速度70km/h・カーブでも55~60km/hで走行する。
  • スタート当初は艫作駅に止まっていたが、「ウェスパ椿山駅」の開業により通過するようになった。
  • 信号関係のため列車交換がなくても岩館駅・北金ヶ沢駅に運転停車する。
  • 車内販売あり(NRE秋田営業支店)。そのうち「晩酌セット(価格:1000円(税込)/あきた白神駅近くのいさり火温泉はたはた館で調理)」は、しらかみ2号の川部→鰺ヶ沢間で、検札に来る車掌に専用用紙(青池編成内にあり)を渡すとあきた白神駅から積み込みをし、座席にて引き換えできる。支払いは引き換え時に行う。
  • 夏期間は1・2号が「青池編成」、3・4号が「橅編成」。冬期間は1・2号が「橅編成」、3・4号(運転日)「青池編成」となる。 また、冬期間から夏期間に切り替わるときは夏期間で運転する日あり。
    • 冬期は、年12月~翌年2月までの土曜・休日は「1・2号」のみ、増発日のみ「1~4号」で運転。
  • 2004年10月23日24日には、大曲駅発着の運転があった。大曲駅~秋田駅間の停車駅は次の通り。
  • 2005年6月12日には、横手駅開業100周年を記念して、横手駅発着の運転があった(9:25発)。

平成18年春から『青池』『橅』に続く第3編成が運行開始予定

使用車両

  • 専用車両を使用。それぞれ以下の名称がある。
    「青池」編成
    「橅(ブナ)」編成

外部リンク