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「メダル・オブ・オナー (ゲームソフト)」の版間の差分

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2011年7月15日 (金) 05:37時点における版

メダル・オブ・オナー(Medal of Honor,略称:MOH)は、エレクトロニック・アーツより発売されている第二次世界大戦をはじめとした戦争を舞台とした一人称視点シューティング(FPS)のゲームソフト。

概要

本来メダル・オブ・オナーとはアメリカ名誉勲章を意味する言葉であり、ゲームではアメリカ軍の兵士となって戦う。また、議会名誉勲章の名誉ある作品として、「メダル オブ オナー」を名乗ることを米国名誉勲章協会に認められた唯一のゲーム作品である。海外では1999年に第1作のMedal of Honor(en)、2000年にMedal of Honor: Underground(en)がそれぞれプレイステーションでリリースされたが、日本国内では2002年にパソコン用にリリースされたメダル・オブ・オナー アライドアサルトから。その後も多くのプラットフォームで発売されている。

第二次世界大戦を舞台とした1人プレイ用FPSとしては、コール オブ デューティと双璧を成している。様々な面でリアルさを追求したコール オブ デューティに比べ、メダル・オブ・オナーは一人で敵部隊を殲滅する、などが出来るヒーロー性が強いバランスとなっている。コール オブ デューティが舞台を現代戦に移し大ヒットしたことを受けて、メダル・オブ・オナーでも2010年10月にリリースされた最新作は現代戦である。

シリーズ

英語表記は日本未発売の物である。

シリーズ歴代主人公

ゲーム中に階級が昇進する人物はゲーム開始時の階級を表記。

“ジミー”ジェームズ・パターソン少尉
初代MOH、史上最大の作戦、ヒーローズ(MOHアライドアサルトではブリーフィングに名前が出る)
マノン・バティステ / マノン・デュシャン
Underground(アライドアサルトでは同名、ヨーロッパ強襲ではマノン・デュシャンで出演。設定上同一人物らしい)
マイク・パウエル中尉
アライドアサルト
ジャック・バーンズ軍曹
アライドアサルト、リロード
ジョン・ベイカー軍曹
アライドアサルト、リロード2ND、ヒーローズ
“ジョー”ジョセフ・グリフィン伍長
ライジングサン
ジェーク・マーフィー空軍伍長
アドバンス(空軍伍長は誤訳で本当は陸軍伍長。アメリカ軍に空軍が設置されたのは大戦後)
“トミー”トーマス・コンリン一等兵
パシフィックアサルト
ウィリアム・ホルト中尉
ヨーロッパ強襲、ヒーローズ
フランク・キーガン伍長
ヴァンガード
ボイド・トラヴァーズ上等兵
エアボーン
ジョン・ベルグ
ヒーローズ2
ラビット
メダル・オブ・オナー (2010年)
デュース
メダル・オブ・オナー (2010年)
ダンテ・アダムス
メダル・オブ・オナー (2010年)
ブラッド "ホーク" ホーキンス
メダル・オブ・オナー (2010年)

開発元

  • 2015, Inc.
    • メダル・オブ・オナー アライドアサルト
    • メダル・オブ・オナー アライドアサルト リロード
    • メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦
  • TKO Software
    • メダル・オブ・オナー アライドアサルト リロード2ND
    • メダル・オブ・オナー パシフィックアサルト (マルチプレイ)
  • EA Los Angeles (旧DreamWorks Interactive)
    • Medal of Honor
    • Medal of Honor: Underground (PS版)
    • メダル・オブ・オナー パシフィックアサルト (シングルプレイ)
    • メダル・オブ・オナー ライジングサン
    • メダル・オブ・オナー ヨーロッパ強襲
    • メダル・オブ・オナー ヴァンガード (Budcat Creationsと共同開発)
    • メダル・オブ・オナー エアボーン
    • メダル・オブ・オナー(シングルキャンペーン)
  • EA Canada
    • メダル・オブ・オナー ヒーローズ
    • メダル・オブ・オナー ヒーローズ2
  • Rebellion
    • Medal of Honor: Underground (GBA版 発売元はDestination Software)
  • Netherock Ltd
    • メダル・オブ・オナー アドバンス
  • EA Digital Illusions CE
    • メダル・オブ・オナー(マルチプレイ)

関連書籍

逸話

  • シリーズ名「メダル・オブ・オナー」は米国名誉勲章協会公認である。
  • コール オブ デューティーシリーズで有名なinfinity ward社はアライドアサルトの開発を担当した2015, Inc.社の社員の一部が集まって創設した会社である。アライドアサルトの開発時に「主人公のヒーロー性」の問題で意見の対立が起き、最終的には10数名の社員が退社。そして「プレイヤーはただの一兵士に過ぎない」理想を実現するため新たにInfinity Ward社を設立した。

アライドアサルトは2015, Inc.社によって製作されたが、のちのリロードなど続編は製作会社が変わりゲームのシステムも大幅に変わりほぼ別作品として考えたほうがいいだろう。

  • ロイター通信の発表で視覚能力向上に良いゲームソフトとして掲載されていた事がある。
  • アライドアサルトのオマハビーチはプライベート・ライアンと似たシーンが多いが、そのシーンはスティーヴン・スピルバーグ公認でクレジットに彼の名前が載っている。
  • 2002年10月14日に東京・秋葉原にある「ネッカ」で「メダル・オブ・オナー アライド・アサルト アジアチャンピオンシップ日本予選」が開催された。
  • 音楽はマイケル・ジアッキーノやクリストファー・レナーツ、ラミン・ジャワディとハリウッド映画の作曲家が参加し、録音などはハリウッドのスタッフが参加している。特にジアッキーノが参加したPS版のシリーズ1作目はゲームにおいて全編オーケストラの生音源が使用された最初期の作品である。これは音楽にも造詣が深いスティーヴン・スピルバーグが監修したことと無縁ではない。
  • ヨーロッパ強襲には佐藤賢太郎がオーケストレーターとして参加している。
  • ゲームの開発にはハリウッド映画の軍事アドバイザーであるデイル・ダイ元アメリカ海兵隊大尉を監修に迎えている。

外部リンク