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'''むつ小川原港'''(むつおがわらこう)は、[[青森県]]の太平洋側の[[上北郡]][[六ヶ所村]]にある[[港湾]]。[[港湾管理者]]は[[青森県庁|青森県]]。[[港湾法]]上の[[重要港湾]]、[[港則法]]上の[[特定港]]に指定されている。


==概要==
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==施設==
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公共埠頭は、1983年(昭和58年)に一部供用が開始され、2009年現在は全9[[係留施設|バース]]がある。外港に一点係留ブイバースが1バースあり、受け入れ可能な最大船舶トン数は300,000トン、最大水深は27mである。また、総延長1150mの岸壁が5バースあり、最大5000tの船舶に対応した岸壁がある。水深はそれぞれ-14m・-10m・-5.5m(2ヵ所)・-4.5mである。その他物揚場及び船揚場がある。防波堤は、全部で7ヵ所あり、総延長4441m(計画6683m)である。その他、最大で4000トン級ケーソンを10函同時に製作できる能力を持つケーソンヤードがある。このヤード面積は82,546.875[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]、ドック面積8,624.0m<sup>2</sup>、ジブクレーンが最大で5基のスペックである。
公共埠頭は、1983年(昭和58年)に一部供用が開始され、2009年現在は全9[[係留施設|バース]]がある。外港に一点係留ブイバースが1バースあり、受け入れ可能な最大船舶トン数は300,000トン、最大水深は27mである。また、総延長1150mの岸壁が5バースあり、最大5000tの船舶に対応した岸壁がある。水深はそれぞれ-14m・-10m・-5.5m(2ヵ所)・-4.5mである。その他物揚場及び船揚場がある。防波堤は、全部で7ヵ所あり、総延長4441m(計画6683m)である。その他、最大で4000トン級ケーソンを10函同時に製作できる能力を持つケーソンヤードがある。このヤード面積は82,546.875[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]、ドック面積8,624.0m<sup>2</sup>、ジブクレーンが最大で5基のスペックである。港から[[日本原燃]]構内に向かう専用道路が敷設されている。


==関連項目==
== 関連項目 ==
* [[日本の港湾一覧#青森県]]
*[[むつ小川原開発]]
* [[むつ小川原開発]]
*[[ITER]]
*[[鷹架沼]]
* [[ITER]]
* [[鷹架沼]]


==参考==
== 脚注 ==
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*[http://www.kokudokeikaku.go.jp/document_archives/ayumi/23.pdf 新全国総合開発計画]

== 参考文献 ==
*[https://web.archive.org/web/20071009093324/http://www.kokudokeikaku.go.jp/document_archives/ayumi/23.pdf 新全国総合開発計画]
*[http://www.pa.thr.mlit.go.jp/hachinohe/index.html 八戸港湾空港整備事務所]
*[http://www.pa.thr.mlit.go.jp/hachinohe/index.html 八戸港湾空港整備事務所]
*[http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/mo/mo-top.htm デーリー東北 地域特報版 むつ小川原]
*[https://web.archive.org/web/20090708030655/http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/mo/mo-top.htm デーリー東北 地域特報版 むつ小川原]



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2022年6月4日 (土) 07:06時点における最新版

むつ小川原港
所在地
日本の旗 日本
所在地 青森県上北郡六ヶ所村
座標 北緯40度56分02秒 東経141度22分53秒 / 北緯40.93389度 東経141.38139度 / 40.93389; 141.38139座標: 北緯40度56分02秒 東経141度22分53秒 / 北緯40.93389度 東経141.38139度 / 40.93389; 141.38139
詳細
管理者 青森県
種類 重点港湾

むつ小川原港(むつおがわらこう)は、青森県の太平洋側の上北郡六ヶ所村にある港湾港湾管理者青森県港湾法上の重要港湾港則法上の特定港に指定されている。

概要

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高度経済成長期の1969年(昭和44年)に策定された新全国総合開発計画に伴うむつ小川原開発の中核港として建設が進められた港湾である。1977年(昭和51年)に港湾計画が国の認可を通過し、1978年(昭和52年)に国家プロジェクトとして港湾造成事業が始まり重要港湾に指定された。その後、オイルショックや産業構造の転換、経済状況の変化により事業の見直しや縮小を経て、2001年(平成13年)に国直轄事業としての事業は終了し、その資産は「むつ小川原開発株式会社」から新会社の「新むつ小川原株式会社」に引き継がれた。むつ小川原港の事業費は1977年から2001年の25年間で約850億円が捻出された。

施設

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公共埠頭は、1983年(昭和58年)に一部供用が開始され、2009年現在は全9バースがある。外港に一点係留ブイバースが1バースあり、受け入れ可能な最大船舶トン数は300,000トン、最大水深は27mである。また、総延長1150mの岸壁が5バースあり、最大5000tの船舶に対応した岸壁がある。水深はそれぞれ-14m・-10m・-5.5m(2ヵ所)・-4.5mである。その他物揚場及び船揚場がある。防波堤は、全部で7ヵ所あり、総延長4441m(計画6683m)である。その他、最大で4000トン級ケーソンを10函同時に製作できる能力を持つケーソンヤードがある。このヤード面積は82,546.875m2、ドック面積8,624.0m2、ジブクレーンが最大で5基のスペックである。港から日本原燃構内に向かう専用道路が敷設されている。

関連項目

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脚注

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参考文献

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