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「アフリカオオコノハズク」の版間の差分

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2009年6月8日 (月) 11:03時点における版

アフリカオオコノハズク
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: フクロウ目 Strigiformes
: フクロウ科 Strigidae
: コノハズク属 Otus
: アフリカオオコノハズク
O. kennicottii
学名
Ptilopsis leucotis
Temminck, 1820
和名
アフリカオオコノハズク
英名
Northern White-faced Owl

アフリカオオコノハズク(阿弗利加大木葉木莵、学名:Otus kennicottii)は、鳥網フクロウ目フクロウ科に分類される鳥類の一種。

分布

サハラ砂漠以南のアフリカに生息する。

形態

英名をWhite-faced Scops Owlといわれるように、はっきりとした黒い縁どりのある真っ白い顔が特徴で羽角は長く、目は大きく橙黄色をしている。体長は19~24cm。

生態

サバンナや藪地、開けた林に生息する。夜行性。

食性は動物食で、昆虫ネズミ、小型鳥類などを捕食する。樹上などから獲物を捕らえる。

他の鳥の古巣、樹洞で繁殖する。卵数は1-4個、抱卵日数は約30日。子育ての間、メスは巣に残りオスはメスと雛に獲物を運ぶ。

人間との関係

フクロウ自体は人に懐きにくい鳥だが、その中でも飼い主以外の人にも懐く場合もある、珍しい種類である。

TV番組「ザ・ベストハウス123」にて番組を面白くする為に、「自分より弱い相手に対しては体の羽を広げて大きく見せ、強い相手に対しては羽をすぼめて体を細く見せる」と、取り上げられたがこれは誤りである。また、番組で使用された弱い相手役のメンフクロウは、アフリカオオコノハズクより強く「格下の相手」というのも誤りである。

体を細くして木に擬態するのは、敵が遠くにいて発見されてもまだ逃げられる可能性がある距離(敵にまだ見つかっていない状態)で、羽を広げて体を大きく見せるのは、敵から逃げられない距離に迫った場合(すでに発見されてしまった状態)に取る行動である。

これはアフリカオオコノハズクにとっては、命にかかわる最後の手段で、自然界ではこのような状態になれば、ほぼ間違いなく敵に食べられてしまう。神経質な鳥なので、人間が悪戯に脅かしたりするのは適当な行為ではない。

Sibley分類体系上の位置

シブリー・アールキスト鳥類分類
鳥類 Aves

関連項目

  • 掛川花鳥園 - 「ザ・ベストハウス123」に出演したアフリカオオコノハズクのポポちゃんが暮らしている。

参考文献