アグネスデジタル

アグネスデジタル
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品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	栗毛
生誕	1997年5月11日
死没	-
父	クラフティプロスペクター
母	チャンシースクウォー
生国	アメリカ合衆国
生産者	ケイツビー W.クレイ ペーター J.キャラハン
馬主	渡辺孝男
調教師	白井寿昭（栗東）
競走成績
生涯成績	32戦12勝（うち海外3戦1勝）
獲得賞金	9億4889万2700円

アグネスデジタルは日本の競走馬。アメリカで生産され、日本で調教された外国産馬である。 芝・ダート、良馬場・道悪、国内・海外、短距離～中距離までの適正と、状況を選ばない万能的な活躍ぶりに、多くのファンが魅了された。現在は、新冠において第二の馬生を過ごしている。

主な勝ち鞍

• マイルチャンピオンシップ（2000年）
• マイルチャンピオンシップ南部杯（2001年、交流GI）
• 天皇賞・秋（2001年）
• 香港カップ（2001年、国際GI）
• フェブラリーステークス（2002年）
• 安田記念（2003年）

＊ 2001年度　最優秀4歳以上牡馬

競馬開放時代の嚆矢

この馬の競馬史における位置づけとしてこれほどぴったり当てはまる表現はないだろう。 勝利を挙げた競馬場は９場にも達し、クラシック競走と天皇賞が外国産馬に開放された2001年 に天皇賞を制覇（過去に外国産馬の出走が認められていた時代があるため史上初ではないが）、中央・地方交流競走での活躍や海外でのＧⅠ制覇と、その昔海外との競走馬の行き来は皆無であったばかりか、日本国内でも中央競馬と地方競馬、中央競馬の中での関東と関西（アグネスデジタルの主戦は的場均がつとめていた時期があるが、関西馬の主戦騎手が関東所属であることさえ1970年代までは考えられなかった）の間の壁、地方競馬の各競馬場間の壁が厳然として存在し鎖国競馬、箱庭競馬といわれた時代では考えられない馬なのである。

アグネスデジタルの血統ミスタープロスペクター系／アウトブリード（アウトクロス）			（血統表の出典）
父 Crafty Prospector 1979　栗毛	父の父 Mr.Prospector 1970　鹿毛	Raise a Native	Native Dancer
			Raise You
		Gold Digger	Nashua
			Sequence
	父の母 Real Crafty Lady 1975　栗毛	In Reality	Intentionally
			My Dear Girl
		Princess Roycraft	Royal Note
			Crafty Princess
母 Chancey Squaw 1991　鹿毛	母の父 Chief's Crown 1982　鹿毛	Danzig	Northern Dancer
			Pas de Nom
		Six Crowns	Secretariat
			Chris Evert
	母の母 Allicance 1980　鹿毛	Alleged	Hoist the Flag
			Princess Pout
		Runaway Bride	Wild Risk
			Aimee F-No.22-d