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'''Il-28'''(イリューシン28;[[ロシア語]]:'''{{lang|ru|Ил-28}}'''<small>イール・ドヴァーッツァチ・ヴォースィェミ</small>)は、[[ソビエト連邦|ソ連]]の[[航空機]]設計機関である[[S・V・イリユーシン記念航空複合体|イリューシン設計局]]が開発した双発の[[亜音速]]で飛行可能な[[ジェット機|ジェット]]エンジンを有する[[軽爆撃機]]である。[[アメリカ国防総省|DoD]]が割り当てたコードネームはIl-28が'''Type 27'''、Il-28Uが'''Type 30'''。[[北大西洋条約機構]] (NATO) の用いた[[NATOコードネーム]]では、「ビーグル」("Beagle")と呼ばれた。軽快で扱い易く、安価で維持が楽であるため、ソ連 |
'''Il-28'''(イリューシン28;[[ロシア語]]:'''{{lang|ru|Ил-28}}'''<small>イール・ドヴァーッツァチ・ヴォースィェミ</small>)は、[[ソビエト連邦|ソ連]]の[[航空機]]設計機関である[[S・V・イリユーシン記念航空複合体|イリューシン設計局]]が開発した双発の[[亜音速]]で飛行可能な[[ジェット機|ジェット]]エンジンを有する[[軽爆撃機]]である。[[アメリカ国防総省|DoD]]が割り当てたコードネームはIl-28が'''Type 27'''<ref name="designation-systems.net">Parsch, Andreas and Aleksey V. Martynov. [http://www.designation-systems.net/non-us/soviet.html#_DOD_Type "Designations of Soviet and Russian Military Aircraft and Missiles."] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20171011201653/http://www.designation-systems.net/non-us/soviet.html#_DOD_Type |date=2017-10-11 }} ''designation-systems.net,'' 2008. Retrieved: 22 August 2011.</ref>、練習機型のIl-28Uが'''Type 30'''<ref name="designation-systems.net" />。[[北大西洋条約機構]] (NATO) の用いた[[NATOコードネーム]]では、Il-28が「ビーグル」("Beagle") <ref>Parsch, Andreas and Aleksey V. Martynov. [http://www.designation-systems.net/non-us/soviet.html#_Listings_Bomber "Bomber designations."] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20171011201653/http://www.designation-systems.net/non-us/soviet.html#_Listings_Bomber |date=2017-10-11 }} ''designation-systems.net,'' 2008. Retrieved: 22 August 2011.</ref>、Il-28Uが「マスコット」("Mascot")と呼ばれた<ref>Parsch, Andreas and Aleksey V. Martynov. [http://www.designation-systems.net/non-us/soviet.html#_Listings_Misc "Listings: Miscellaneous."] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20171011201653/http://www.designation-systems.net/non-us/soviet.html#_Listings_Misc |date=2017-10-11 }} ''designation-systems.net,'' 2008. Retrieved: 22 August 2011.</ref><ref name="Gunston Russ pXXX-XXXI">Gunston 1995, pp. XXX–XXXI.</ref>。軽快で扱い易く、安価で維持が楽であるため、ソ連だけでなく[[東側諸国]]に広く普及した。 |
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== 概要 == |
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[[File:Il-28 NR-23.jpg|thumb|right|350px|尾部銃座と23mm連装機関砲塔]] |
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Il-28の原型機が初飛行したのは[[1948年]][[7月8日]]である。[[1949年]]にソ連空軍に引き渡された。機体の特徴として、大きなエンジンが主翼に直接埋め込まれた双発[[レシプロ]]機のような形状をしていることである。[[パイロット]]は胴体前部上面に張り出したコックピットに搭乗し、銃手は装甲された尾部銃座に、航法士兼爆撃手は機首部にある風防部分に搭乗していた。このレイアウトは[[第二次世界大戦]]中の中型爆撃機と類似していたが、機体内部は[[与圧]]されるなど様々な新技術が導入されていた。 |
Il-28の原型機が初飛行したのは[[1948年]][[7月8日]]、イギリスの[[ロールス・ロイス ニーン]]を搭載した試作一号機が初飛行した。1948年12月30日に飛行した試作二号機では、[[クリーモフ VK-1|クリーモフ RD-45]] が搭載された<ref name="AE p46">Green and Swanborough 1988, p. 46.</ref>。1949年5月14日に発注された量産型では、RD-45の改良型である[[クリーモフ VK-1]] が搭載された<ref name="Nemecek">Nemecek 1986, p. 173.</ref><ref name="Gordon Il p117">Gordon, Komissarov and Komissarov 2004, p. 117.</ref>。[[1949年]]にソ連空軍に引き渡された。機体の特徴として、大きなエンジンが主翼に直接埋め込まれた双発[[レシプロ]]機のような形状をしていることである。[[パイロット]]は胴体前部上面に張り出したコックピットに搭乗し、銃手は装甲された尾部銃座に、航法士兼爆撃手は機首部にある風防部分に搭乗していた。このレイアウトは[[第二次世界大戦]]中の中型爆撃機と類似していたが、機体内部は[[与圧]]されるなど様々な新技術が導入されていた。 |
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主翼は直線翼だが、尾翼は35度の後退翼を取り入れている |
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機体が小型なので[[ミサイル]]類を誘導する各種機器を装備できず<ref>ただし[[電子機器]]の小型化が進んだ近年、北朝鮮軍などでは[[対艦ミサイル]]を運用可能に改修した機体も存在する模様。</ref>、[[自由落下爆弾]]が主兵装。標準爆弾搭載量は1,000kgで胴体内の爆弾倉に搭載する。主翼他には[[ロケット弾]]架など機外搭載用の[[パイロン]]はない。このクラスの爆撃機としては搭載量は少ないが、過負荷なら最大3,000kgまで搭載可能。また、通常爆弾に代えて[[魚雷]]や[[核爆弾]]も選択できる。自衛火器として尾部に23mm連装[[機関砲]]塔があり、銃手は[[砲塔]]の上に位置する尾部銃座からこれを遠隔操作をする。一部には機首にも銃座を設け、航法士が人力操作する単装の23mm機関砲を搭載した機体もある。 |
機体が小型なので[[ミサイル]]類を誘導する各種機器を装備できず<ref>ただし[[電子機器]]の小型化が進んだ近年、北朝鮮軍などでは[[対艦ミサイル]]を運用可能に改修した機体も存在する模様。</ref>、[[自由落下爆弾]]が主兵装。標準爆弾搭載量は1,000kgで胴体内の爆弾倉に搭載する。機首下部には装弾数100発の23mm機関砲を2門搭載した。爆弾倉には4発の100kg爆弾や3000kgの爆弾を搭載することができた<ref name="AE36 p45-6">Green and Swanborough 1988, pp. 45–46.</ref><ref name="Gordon Il p140-4">Gordon, Komissarov and Komissarov 2004, pp. 140–144.</ref>。主翼他には[[ロケット弾]]架など機外搭載用の[[パイロン]]はない。このクラスの爆撃機としては搭載量は少ないが、過負荷なら最大3,000kgまで搭載可能。また、通常爆弾に代えて[[魚雷]]や[[核爆弾]]も選択できる。自衛火器として尾部に23mm連装[[機関砲]]塔があり、銃手は[[砲塔]]の上に位置する尾部銃座からこれを遠隔操作をする。一部には機首にも銃座を設け、航法士が人力操作する単装の23mm機関砲を搭載した機体もある。 |
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高度な[[軍事機密]]を特に用いていないIl-28はソ連から見れば供与に手頃で、世界の多くの国に輸出されていた。ソ連側諸国が結成していた[[ワルシャワ条約機構]]の加盟国のほか、[[アフリカ]]諸国にも輸出されており、[[中華人民共和国|中国]]においても轟5・[[H-5 (航空機)|H-5]]としてライセンス生産された。 |
高度な[[軍事機密]]を特に用いていないIl-28はソ連から見れば供与に手頃で、世界の多くの国に輸出されていた。ソ連側諸国が結成していた[[ワルシャワ条約機構]]の加盟国のほか、[[アフリカ]]諸国にも輸出されており、[[中華人民共和国|中国]]においても轟5・[[H-5 (航空機)|H-5]]としてライセンス生産された。 |
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[[File:Egyptian Il-28 Beagle.JPEG|300px|thumb|エジプト空軍のIl-28U。<br/>後部の本来のコクピットが練習生の席で、前にあるキャノピーが教官用の席である。]] |
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* '''Il-28''' - VK-1を搭載する3人乗りの爆撃機型<ref name="Gordon Il p118-9">Gordon, Komissarov and Komissarov 2004, pp. 118–119.</ref>。 |
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* '''Il-28''' - 爆撃機型 |
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* '''Il-28N''' - 核爆弾を搭載可能な機体。 |
* '''Il-28N''' - 核爆弾を搭載可能な機体。爆弾倉とアビオニクスに改修が加えられている。Il-28Aとしても知られている<ref name="AE71 p17">Gordon and Komissarov 1997, p. 17.</ref>。 |
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* '''Il-28PL''' - 対潜哨戒機型。 |
* '''Il-28PL''' - 対潜哨戒機型。ソノブイや誘導魚雷を搭載できる<ref name="AE71 p18">Gordon and Komissarov 1997, p. 18.</ref>。 |
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* '''Il-28R''' - 戦術偵察機型。3人乗りで爆弾槽に燃料タンクを増設し翼端タンクも装備する。更に前方の機関砲が1門省略されている。 |
* '''Il-28R''' - 戦術偵察機型。3人乗りで爆弾槽に燃料タンクを増設し翼端タンクも装備する。更に前方の機関砲が1門省略されている。1950年4月19日に初飛行した<ref name="AI36 p49">Green and Swanborough 1988, p. 49.</ref><ref name="AE71 p14">Gordon and Komissarov 1997, p. 14.</ref>。 |
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* '''Il-28REB''' - 電子戦機型。 |
* '''Il-28REB''' - 電子戦機型。 |
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* '''Il-28RTR''' - R型を元にしたERINT機型。 |
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* '''Il-28RM''' - Il-28RをもとにVK-5エンジンを搭載した型。生産されていない<ref name="AE71 p17"/>。 |
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* '''Il-28Sh''' - 地上攻撃機型でロケット弾ポッド用のパイロンを12基装備している。 |
* '''Il-28Sh''' - 地上攻撃機型でロケット弾ポッド用のパイロンを12基装備している。 |
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* '''Il-28T''' - [[雷撃機]]型でRAT-52ロケット推進魚雷を1本または小型魚雷2本搭載可能。 |
* '''Il-28T''' - [[雷撃機]]型でRAT-52ロケット推進魚雷を1本または小型魚雷2本搭載可能。 |
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* '''Il-28U マスコット''' - 練習機型 |
* '''Il-28U マスコット''' - 1950年3月18日に初飛行した練習機型<ref name="AE71 p11">Gordon and Komissarov 1997, p. 11.</ref>。 |
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2023年3月14日 (火) 11:23時点における版
Il-28(イリューシン28;ロシア語:Ил-28イール・ドヴァーッツァチ・ヴォースィェミ)は、ソ連の航空機設計機関であるイリューシン設計局が開発した双発の亜音速で飛行可能なジェットエンジンを有する軽爆撃機である。DoDが割り当てたコードネームはIl-28がType 27[1]、練習機型のIl-28UがType 30[1]。北大西洋条約機構 (NATO) の用いたNATOコードネームでは、Il-28が「ビーグル」("Beagle") [2]、Il-28Uが「マスコット」("Mascot")と呼ばれた[3][4]。軽快で扱い易く、安価で維持が楽であるため、ソ連だけでなく東側諸国に広く普及した。
概要
Il-28の原型機が初飛行したのは1948年7月8日、イギリスのロールス・ロイス ニーンを搭載した試作一号機が初飛行した。1948年12月30日に飛行した試作二号機では、クリーモフ RD-45 が搭載された[5]。1949年5月14日に発注された量産型では、RD-45の改良型であるクリーモフ VK-1 が搭載された[6][7]。1949年にソ連空軍に引き渡された。機体の特徴として、大きなエンジンが主翼に直接埋め込まれた双発レシプロ機のような形状をしていることである。パイロットは胴体前部上面に張り出したコックピットに搭乗し、銃手は装甲された尾部銃座に、航法士兼爆撃手は機首部にある風防部分に搭乗していた。このレイアウトは第二次世界大戦中の中型爆撃機と類似していたが、機体内部は与圧されるなど様々な新技術が導入されていた。
主翼は直線翼だが、尾翼は35度の後退翼を取り入れている。
機体が小型なのでミサイル類を誘導する各種機器を装備できず[8]、自由落下爆弾が主兵装。標準爆弾搭載量は1,000kgで胴体内の爆弾倉に搭載する。機首下部には装弾数100発の23mm機関砲を2門搭載した。爆弾倉には4発の100kg爆弾や3000kgの爆弾を搭載することができた[9][10]。主翼他にはロケット弾架など機外搭載用のパイロンはない。このクラスの爆撃機としては搭載量は少ないが、過負荷なら最大3,000kgまで搭載可能。また、通常爆弾に代えて魚雷や核爆弾も選択できる。自衛火器として尾部に23mm連装機関砲塔があり、銃手は砲塔の上に位置する尾部銃座からこれを遠隔操作をする。一部には機首にも銃座を設け、航法士が人力操作する単装の23mm機関砲を搭載した機体もある。
高度な軍事機密を特に用いていないIl-28はソ連から見れば供与に手頃で、世界の多くの国に輸出されていた。ソ連側諸国が結成していたワルシャワ条約機構の加盟国のほか、アフリカ諸国にも輸出されており、中国においても轟5・H-5としてライセンス生産された。
ソ連では1960年までに3000機程で生産を終了したが、中国では最近まで生産を続けていた。現在ではソ連や中国でも退役し、わずかに北朝鮮で少数が戦術爆撃機として現役である。
またアルバニア空軍や、西側にも広く公開されて有名であったルーマニア空軍のH-5も、偵察型・複座型を含め全機が退役している。
派生型
後部の本来のコクピットが練習生の席で、前にあるキャノピーが教官用の席である。
軍用
- Il-28 - VK-1を搭載する3人乗りの爆撃機型[11]。
- Il-28N - 核爆弾を搭載可能な機体。爆弾倉とアビオニクスに改修が加えられている。Il-28Aとしても知られている[12]。
- Il-28PL - 対潜哨戒機型。ソノブイや誘導魚雷を搭載できる[13]。
- Il-28R - 戦術偵察機型。3人乗りで爆弾槽に燃料タンクを増設し翼端タンクも装備する。更に前方の機関砲が1門省略されている。1950年4月19日に初飛行した[14][15]。
- Il-28REB - 電子戦機型。
- Il-28RTR - R型を元にしたERINT機型。
- Il-28RM - Il-28RをもとにVK-5エンジンを搭載した型。生産されていない[12]。
- Il-28Sh - 地上攻撃機型でロケット弾ポッド用のパイロンを12基装備している。
- Il-28T - 雷撃機型でRAT-52ロケット推進魚雷を1本または小型魚雷2本搭載可能。
- Il-28U マスコット - 1950年3月18日に初飛行した練習機型[16]。
民間用
- Il-28P - アエロフロートの航空郵便機
ライセンス生産型
- H-5(轟五) - 中国のライセンス生産爆撃機
- HJ-5(轟教五) - 中国製練習機
- H-5RもしくはHZ-5(轟偵五): 中国製長距離写真偵察機
- HD-5(轟電五) - 中国製電子戦機
- HG-5(轟干五) - 中国製電子妨害機
- H-5 Testbed - 中国製練習機
- B-5 - H-5の海外輸出型
- B-228 - チェコスロバキア空軍における名称
Il-28の活動
- スエズ動乱(1956年)にエジプト空軍のIl-28がイスラエル空軍と戦った。
- キューバ危機(1963年)には、ソ連がキューバにIl-28を供与していた。
- ベトナム戦争では北ベトナムが運用していた機体もあった。
- ビアフラ戦争ではナイジェリア空軍が戦闘に使用した。
- イエメンの内戦に参加した機体があった。
- 西側でもフィンランドが1961年から1964年にかけて導入し、1980年まで実戦配備していた。その後も標的曳航機として使用された。
- 1965年11月11日に中国人民解放軍所属のIl-28のパイロットが台湾に亡命飛行し、乗員1名は追撃機による攻撃で死亡したが、乗員2名は台湾に到着した。かれら2人にたいして台湾当局は「反共義士」として表彰し、2名に金塊35kgずつを与えたという。
- 2008年10月8日に黄海の演習でスティックス改良型と見られる空対艦ミサイルの発射を行うなど北朝鮮においては、2013年現在もH-5と推測される機体が実戦配備されている[17]。
使用国
民間
軍用機
要目
- 乗員: 3 名
- 全幅: 21.45 m
- 全長: 17.65 m
- 高さ: 6.70 m
- 翼面積: 60.80 m2
- 機体重量: 12,890 kg (28,418 lb)
- 最大離陸重量: 21,200 kg
- エンジン: クリーモフ設計局 VK-1 遠心式ターボジェットエンジン × 2
- 推力: 2,700 kg × 2
- 最大速度: 902 km/h 4,500 m (14,764 ft)
- 巡航速度: 770 km/h 10,000 m (32,808 ft)
- 航続距離: 2,180 km
- 武装: NR-23 23 mm機関砲 × 2(3)、兵装1,000kg(標準)から3,000 kg(最大)
登場作品
アニメ・漫画
- 『第二次朝鮮戦争ユギオⅡ』
- 大韓民国の首都であるソウルを爆撃するために登場する。
旧式機であるがソウルまで数分で到達できる位置に配備されており、 一度に多数の機体を飛ばす飽和攻撃により韓国空軍は防ぎきれず爆撃を許してしまう。
ゲーム
- 『Wargame: Red Dragon(英語版)』
- 北朝鮮軍の爆撃機として登場する。
- 『Warthunder』
- IL-28とIL-28shがソ連空軍ツリーに配置されている。
脚注・出典
- ^ a b Parsch, Andreas and Aleksey V. Martynov. "Designations of Soviet and Russian Military Aircraft and Missiles." Archived 2017-10-11 at the Wayback Machine. designation-systems.net, 2008. Retrieved: 22 August 2011.
- ^ Parsch, Andreas and Aleksey V. Martynov. "Bomber designations." Archived 2017-10-11 at the Wayback Machine. designation-systems.net, 2008. Retrieved: 22 August 2011.
- ^ Parsch, Andreas and Aleksey V. Martynov. "Listings: Miscellaneous." Archived 2017-10-11 at the Wayback Machine. designation-systems.net, 2008. Retrieved: 22 August 2011.
- ^ Gunston 1995, pp. XXX–XXXI.
- ^ Green and Swanborough 1988, p. 46.
- ^ Nemecek 1986, p. 173.
- ^ Gordon, Komissarov and Komissarov 2004, p. 117.
- ^ ただし電子機器の小型化が進んだ近年、北朝鮮軍などでは対艦ミサイルを運用可能に改修した機体も存在する模様。
- ^ Green and Swanborough 1988, pp. 45–46.
- ^ Gordon, Komissarov and Komissarov 2004, pp. 140–144.
- ^ Gordon, Komissarov and Komissarov 2004, pp. 118–119.
- ^ a b Gordon and Komissarov 1997, p. 17.
- ^ Gordon and Komissarov 1997, p. 18.
- ^ Green and Swanborough 1988, p. 49.
- ^ Gordon and Komissarov 1997, p. 14.
- ^ Gordon and Komissarov 1997, p. 11.
- ^ “北の基地、旧式爆撃機ズラリ.戦闘姿勢誇示か”. 産経ニュース (産経新聞社). (2013年4月12日) 2013年4月13日閲覧。
関連項目
- イングリッシュ・エレクトリック キャンベラ - 同時期にイギリスのイングリッシュ・エレクトリックで開発された双発ジェット爆撃機。アメリカでもB-57として採用された。